【創業者紹介】一般社団法人教育の未来プロジェクト

地域や社会に役立つために起業
〜「教育の力」で社会に活躍する人々を支える〜

代表:井上 敏(いのうえ びん)さん

起業概要

起業 2019年
起業年齢 60歳
起業資金 50万円
業務内容 教員、保護者、学生向けセミナーや研修の企画及び実施
所在地 狭山市
ホームページ https://educational-pj.com/

略歴

    • 私立の中学・高校の社会科教員として勤務
    • 60歳:定年と同時に起業

スケジュール(例)

    • 月:非常勤講師として学校で講義、「国語力めきめきラボ」開催(中学生)
    • 火:非常勤講師として学校で講義、オンライン教養講座開催(社会人)
    • 水:講師等関係者との打合せ・取材、「国語力めきめきラボ」開催(小学生)
    • 木:教育相談・カウンセリング等の実施
    • 金:セミナー準備(テキスト等作成)
    • 土:非常勤講師として学校で講義、教員応援セミナー開催(月末のみ)
    • 日:休み

コンセプトは「アクティブラーニング」。教員向けセミナーが口コミで話題に

起業前は私立中学・高校の社会科教員でした。起業に向けて55歳から準備を始め、60歳の定年退職と同時に起業。一般社団法人を設立し、現役教員向けセミナーを開催しています。
一方的な講義ではなく「アクティブラーニング」としてディスカッションが中心です。個人と個人の対話から得られる学びを重視します。
参加した知人や卒業生が次回は仲間を連れてくるなど、少しずつ輪が広がっています。今は教員だけでなく、高校生から60代まで幅広い層の参加があります。不登校やダイバーシティなど世相が反映されたテーマは反響が大きいです。

起業のきっかけは「マニュアル化された教育を変えたい」

長い教員生活の中で生徒や同僚から「学校がつまらない。」「もっとこんな授業をしたいのに。」とよく相談を受けました。学校では生徒も教員もマニュアルどおりの生活です。大人しく授業を受ける生徒が良い子、そうでないと悪い子の評価です。
これが後の人生にも影響します。彼らは悪い子ではなく感覚が鋭いのです。多様性が注目される時代です。今教育の現場で求められるのは「生徒が驚くほどの手厚さ」ではないでしょうか。マニュアルどおりの授業を受けるだけから一歩踏み込んだ「先生とたくさんお話しできた!」「こんなに教えてもらえた!」という経験。それこそが彼らの人生を豊かにします。
勤めていた学校でも教員向けに講演する機会はありました。マニュアルを越えてもっと自分らしく伝えたいと思ったのが起業のきっかけです。実際はマニュアル化された教育の制度を変えることはできません。
教員を通じて少しずつ現場が変わればいい。生徒たちの顔を見ると一目瞭然です。現場の空気に変化があると嬉しく思います。

 

長く続けるため、メンタルヘルスを重視

怖いもの知らずで思い立ったらすぐ行動してしまう「飛び込み隊長」なんて呼ばれる私ですが、40代の頃ストレスで顔面麻痺を起こしました。いくら病院を回っても原因不明。増える薬で体も心もボロボロ。そんなとき「薬に頼るな!」と言う医師に出会い、驚くほど丁寧なカウンセリングを受けました。症状も徐々に改善。その医師の対応こそ自分の理想であり、起業の原点かもしれません。
今でも毎月通うくらい信頼している方です。定年後の起業は多かれ少なかれ皆不安を抱えています。まずは信頼できる人に相談し、一歩踏み出してみることが大切です。

収支改善に企業の力をプラス。手厚い教育が広まるために

質の確保のため、個人を対象としたセミナーは有料としていますが、利益を求めません。
一方、収支改善を見据えた今後の展望として、中小企業を対象とした「福利厚生プロジェクト」が進行中です。教育の視点を取り入れた人材採用やキャリア・子育て・教育支援、社会保障制度の正しい理解等といった「福利厚生のコンサルティング」を行います。
安心できることで力を発揮できる人材はたくさんいます。中小企業がもつ家族的経営のメリットに改めて着目し、手厚い福利厚生を伴った従業員の人生設計を会社が請け負うモデルを作りたいと考えています。
現在、セミナーはオンラインと対面のハイブリッド方式です。両手段のいいところを取り入れた「意味のあるセミナーや講座」をより一層充実させるために、日々、試行錯誤が続いています。

教えて!先輩起業家

シニア起業の心得は?
  • 信頼できる人に相談すること(年齢は関係なし)
  • できないことを言い訳にしないでやってみること(トライ&エラーはリスクではない)
  • 見えない世界を見たいと思ったらすぐに行動すること(それができる環境を構築する)

(掲載: 2023年1月)




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    【創業者紹介】株式会社OPEN UP

    地域や社会に役立つために起業
    〜音楽の力で介護予防を目指す介護施設の運営〜

    代表:上野 拓さん

    起業概要

    起業 2021年
    起業年齢 58歳
    起業資金 4,000万円
    業務内容 デイサービス音楽介護予防施設「KEION(けいおん)」の運営
    所在地 川越市
    ホームページ https://kawagoe-openup.jp/

    略歴

      • 57歳:埼玉県警察を警部で退職
      • 58歳:KEIONの開業

    スケジュール(例)

    • 7:00 施設の開錠、準備
    • 8:00 利用者の送迎
    • 9:30 施設開所
    • 12:00 昼食
    • 13:00 利用者の皆さまと演奏、歌唱
    • 15:00 体操、おやつ
    • 16:30 施設閉所、利用者の送迎
    • 19:00 施設の掃除
    • 20:00 施設の施錠

    音楽×介護施設。趣味と職業経験から生まれたアイディア

    中学時代に始めたギターがきっかけで音楽にはまりました。高校卒業後に警察官となっても、そのはまりようは職場内の軽音楽クラブを作るほど。休日は数十人の同僚と演奏を楽しみました。
    一方、仕事では高齢者の孤独死現場を多く経験し、「幸せとは何か?」考えるようになりました。自分にとっての幸せは「夢中になれるもの」があること。いつか大好きな音楽を仕事にしようと心に決めました。
    また、退職が近づくにつれ、「孤独な高齢者が何か夢中になることで幸せを感じられないか?」という思いが強くなりました。
    試行錯誤の末に行き着いたのが、音楽の力で介護予防を目指す介護施設の開設。早期退職のほうが自己資金を増やせると判断し、定年を待たずして起業を決意しました。

    不安だらけの起業。専門業者による無料相談を皮切りにスタート

    起業に関する相談は、介護事業者向けの支援を行う会社にしました。その会社の介護ソフトを導入(月々の使用料あり)すると、相談は無料です。
    コンセプト設定、事業計画策定、地域マーケティング、物件探し、会社登記等々やることは山積みでした。対象地域を川越市と川島町に設定し、高齢者人口のうち何パーセントの利用で黒字化という収支計画も練りました。施設は居抜き店舗を活用しましたが、防音工事など改装費用が膨らみ初期投資は4000万円に。家族や親戚は反対しました。
    姉がひとり「やるなら手伝うよ。」と後押ししてくれました。姉は今も一緒に働くスタッフの一人です。
    音楽とドッキングした介護施設の前例がないため、介護保険指定事業者の許可申請には非常に苦労しました。

     

     

    令和3年7月1日「KEION」オープン。利用者の声がモチベーションに

    今は私を含むスタッフ5人で運営しています。午前9時半から午後4時半まで10人程度の利用者をお迎えします。昼食やおやつを食べながら、楽器を演奏したり歌ったり、体操やおしゃべりをして過ごします。デイサービスは、利用者本人の意思に反して家族が強引に入所させるケースも多いと聞きます。
    当施設は「夢中になることで楽しく幸せな人生を送る」がコンセプト。体験や見学の結果、利用者本人の希望により入所が決定します。
    「KEIONが生きがいになっている。」「次回も楽しみ。」など温かいお言葉をいただきます。自分自身も大好きな音楽を仕事にすることができ、KEIONを作ってよかったという喜びとやりがいに満ち溢れています。

    収益拡大により黒字化の目処。その先の展望も

    起業から1年。コロナの影響で想定どおりの集客はできていませんが、利用者数の増加により黒字化の目処が立ってきました。週1回のみ来所だった方が「また行きたい。」と何度も足を運んでくださる効果が大きいです。
    ポスティングなど新規開拓に励むとともに、既存の利用者に何度でも行きたいと思ってもらえるようサービスの向上に努めています。
    今後は音楽療法を勉強する学生の雇用の受け皿となるため、音楽による福祉施設をさらに増設したいと思っています。

    教えて!先輩起業家

    シニア起業の心得は?
    • 自分が「夢中になれるもの」で起業すること
    • 計画どおりにいかなくても「頑張りすぎず楽しむ」こと
    • 既存のお客様を大切にすること。リピートの効果は非常に大きいです。

    (掲載: 2023年1月)




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      【創業者紹介】合同会社みたすネットワーク

      〜空き家を借り上げて外国人技能実習生専用のシェアハウスを運営〜

      【特徴】

      国内の外国人労働者、その中でも特に技能実習生の居住環境を「空き家」という不動産ストックを利活用することで改善したいと考え、「令和3年度社会課題の解決につながる創業支援プログラム」に参加して補助金採択を経て創業しました。人の生活には「衣食住」が不可欠ですが、母国を離れて暮らす外国人の労働者にとっては「衣食住」の中で特に「住」に対するハードルが最も高いのではないかと感じています。空き家を借り上げて外国人技能実習生専用のシェアハウスを運営することで、技能実習生の皆様はもとより、雇用する企業や雇用を計画する企業に対して安心できる労働環境を提供したいと考えています。

      「みたすネットワーク」は川口市で外国人技能実習生向けのシェアハウスを運営しています。日本で働きたいと意欲を持って来日された外国人の方々に、日本での生活を楽しみながら働いていただきたいと思いシェアハウスを立ち上げました。母国を離れて日本に来た外国人は日本で生活することに不安を感じていると思います。

      わたしたち「みたすネットワーク」では、日本で暮らすために必要な日本文化や生活習慣、そしてゴミ出しなどの生活ルールやマナー、生活情報を幅広くシェアハウスルールに組み入れました。シェアハウスに入居する外国人はシェアハウスルールを守った生活を送ることで日本での生活習慣を理解できるようになります。また「みたすネットワーク」は管理者として、一緒にシェアハウスで暮らしながら、入居者の外国人が日本での生活にできる限り早く適応できるようお手伝いをします。

      シェアハウスは共同生活の場ですが、お互いのプライバシーを保てるようにすべての入居者に個室をご用意しています。また、シェアハウスのメンバーとの団らんの場として日当たりの良いリビングもご用意しています。リビングでは日本の文化や言葉に触れる機会を増やすためにCATVを設置しており、アニメ番組やミュージック番組の視聴ができる他、外国人にとって生活必需品となるWi-Fi設備も配備しています。

      (共用部設備) 冷蔵庫・洗濯機・乾燥機・掃除機・炊飯器・電子レンジ・エアコン・ダイニングテーブル・テレビ・ソファー・調理器具・食器
      (各個室設備)エアコン・ベッド・寝具・カーテン・チェスト・机・椅子・扇風機

          

      一言コメント(事業を始めたきっかけ、創ベとのつながり、苦労したこと)

      人生100年時代と言われる中、定年退職後の第二の人生では何か事業をしたいと考えていました。私は会社員時代に海外での長期滞在経験があり、その時から母国から出て働く外国人にとって「衣食住」の中では「住」に対するハードルが最も高いと感じていましたので、外国人の住居問題を解決するビジネスでの起業を決意しました。

      創業・ベンチャー支援センター埼玉へは、会社在職中でまだビジネスプランが明確になっていない段階から各種のセミナーに通っていました。令和3年度社会課題の解決につながる創業支援プログラムの募集に応募した結果、幸いにも補助金交付者に採択されました。アクセラレーションプログラムを通じて創業計画書のブラッシュアップ、サポーター企業のご紹介、融資相談等のご支援をいただき、無事に創業をすることができて大変感謝しております。特に個人の力では相手にされない取引先であってもサポーター企業によるご支援をいただいてネットワークを拡大することができました。

      創業・ベンチャー支援センター埼玉を利用するメリットは創業に関する専門知識を習得すること以外にも、個人では接触が困難な取引先にサポーター企業などを通じてご紹介いただけるなど、埼玉県産業振興公社のネットワークを活用できることにもあります。そしてこれらの相談やサービスは無料で提供していただけることも大きな魅力です。創業をお考えの方は是非ご相談をされることをお薦めします。

      (2022年7月掲載)

      企業プロフィール

      事業所名 合同会社みたすネットワーク
      代表者 美田 昌宏
      創業年月 令和3年12月22日
      住所 埼玉県川口市伊刈1024-6
      電話番号 080-1158-2762
      URL
      https://mitas-network.com/
      Eメール mitasnetwork@gmail.com
      定休日 土日祝祭日
      営業時間 9:00~18:00
      最寄駅からのアクセス 国際興業バス西伊刈バス停徒歩3分(JR京浜東北線南浦和駅東口柳崎循環)



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        【創業者紹介】とくし丸

        〜移動スーパーで買い物困難者に“食”を届ける〜

        代表:増田 和人(ますだ かずと)さん

        起業概要

        起業 2019年
        起業年齢 54歳
        起業資金 600万円
        業務内容 移動スーパー「とくし丸」の運営
        所在地 狭山市
        ホームページ https://www.tokushimaru.jp//

        略歴

        • 日本福祉大学卒業後、狭山市役所の職員として勤務
        • 52歳:狭山市役所退職
        • 54歳:個人事業主として開業

        スケジュール

        • 月:水野地区 巡回
        • 火:入曽地区、柏原地区 巡回
        • 水:施設、市内全域 巡回
        • 木:水野地区 巡回
        • 金:施設、入曽地区、柏原地区 巡回

        市役所職員から個人事業主へ。「とくし丸」にかける思い

        「とくし丸」は徳島県で生まれた買い物困難者のための移動スーパーです。提携スーパーの食品を軽トラックで運び、お客様の玄関先などで販売します。

        とくし丸を知ったのは、狭山市役所の職員として企業誘致をしていたとき。私が長年抱いていた”課題”を解決する手法として「これだ!」と思いました。「企業誘致?」いや、この車を市内で最初に走らせるのは自分しかいない。とくし丸の創業者ともお話したことで、一層思いが募りました。
        その勢いのまま、市役所を退職し、2年後に開業。公務員を辞めたことに全く後悔はありません。

        福祉経験で気づいた要介護者の”食”の調達という課題

        市役所では、大学で学んだ福祉の仕事が中心でした。介護保険法の施行後は、利用者から直接相談を受けました。中でも多かったのは「ヘルパーが食材を買いに行ってよいか?」という相談。制度ではヘルパーの保険サービスとしての”買い物”に制約があります。食材がなければ食事もできません。なぜ?小さな疑問を抱きました。

        その後、仕事の傍らさらに福祉の学びを深めるため、専門職大学院に通いました。様々な学びの中で、ある教えにハッとしました。
        それは「要介護者が住み慣れた家で暮らすために最も大切なのは、食事が家に届く」ということ。これまでの経験と学びから、私の疑問は明確な課題に変わりました。「介護を必要とする人に良質な”食”を届けたい。」とくし丸のビジネスモデルは、まさに私の理想が体現されたもの。とても感動しました。

        日々の積み重ねで結果を実感。新たな目標も

        良質な”食”とは、生鮮品を使った食事のこと。加えて、玄関先まで買いに歩くことで身体機能が向上します。ケアマネージャーから「今まで歩けなかったのに、あの人変わったね。」なんて言われると、とても嬉しいです。

        公務員のときは、企画部署で新しい仕事ばかりだったこともあり、毎日同じ仕事を繰り返す職人になりたいという憧れがありました。今は日々ひとつずつ積み重ねている満足感を感じます。しかし、まだまだ達成できない新たな目標があります。

        「元気な高齢者」若い世代に情報発信する媒体となりたい

        狭山市の高齢化率は世界でもトップスピードで進行しています。市民は先の見えない不安を抱えています。
        私がやるべきことは、”食”を届けるという日々の積み重ね。さらに次のステップとして、元気な高齢者に当てたスポットライトを、若い世代に見てほしい。例えば、長寿の高齢者には共通する特徴 があります。みんな、新商品に手を出すということ。私の最高齢のお客様は97歳の女性です。この方が、とにかく商品を隈なく手に取って眺めては、新商品を見つけ出して買うのです。好奇心は健康の秘訣。元気な姿を発信する媒体として、この車が活躍できればいいと思います。

        そして、いつか誰かに言ってもらいたい、ある一言があります。その一言が聞けるまで、今日も日々の積み重ねをこつこつ頑張ります。

        教えて!先輩起業家

        シニア起業の心得は?
        • 自分を知る。何を譲れないか。
        • 家族の理解
        • 周囲の協力、支援

        (掲載: 2022年4月)




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          【創業者紹介】合同会社BENCHER

          〜秩父さくら湖でカナディアンカヌーによる自然体感ツアーを主催〜

          代表社員:松本 芳行(まつもと よしゆき)さん

          起業概要

          起業 2020年
          起業年齢 64歳
          起業資金 900万円
          業務内容 カナディアンカヌーによるエコツアー(自然体感ツアー)の企画・運営
          所在地 秩父市
          ホームページ https://bencher.co.jp/

          略歴

          • 大学卒業後、数年間会社員として勤めた後、小笠原村商工会の経営指導員として勤務
          • 35歳:株式会社カーメイト入社
          • 64歳:株式会社カーメイト退社
          • 64歳:合同会社BENCHER設立

          スケジュール

          ≪デイリー≫

          • 5:00  起床、メールのチェック
          • 7:00  秩父さくら湖へカヌートレーラー移動
          • 9:30~12:00 カヌーツアー午前の部
          • 13:30~16:00 カヌーツアー午後の部
          • 17:00 カヌー艇庫へカヌートレーラー移動、片付け
          • 18:00 経理処理

          小笠原村から玉淀湖へ。 働きながら自然とふれあい暮らす

          ある方からの紹介がきっかけで会社員から小笠原村商工会の経営指導員へ転身しました。小笠原村は学生時代の旅行で「永住したい」と思った山紫水明な地。自然や動物とふれあいながら35歳まで勤めました。退任後は株式会社カーメイトに入社。きっかけは、小笠原村で事業化したホエールウォッチングの雑誌取材記事を持ち込み、「面白そうなやつ」と見込まれたから。アウトドア事業部でドイツからカヌーを輸入するなど思いのまま仕事をさせてもらいました。会社勤務の傍ら、週末になると荒川上流の玉淀湖で家族や友人とカヌーを楽しみました。64歳で退社し、これから何しよう?と考えたとき、頭に浮かんだのは「カナディアンカヌーによるエコツアー」でした。

          実現までにいくつものハードル。 人脈や支援金を活用。

          やりたいことはあっても実現するまでが大変でした。秩父さくら湖畔はカヌーの保管場所がありません。湖畔までカヌーを運ぶトレーラーや倉庫を用意する必要があります。パドルやライフジャケットなど備品も必要です。幸いなことに、カヌーは前の会社から譲り受けたものを修理・塗装して用意しました。トレーラーは特注で製作。倉庫は秩父市協力のもと2か月かけて探し、借りることができました。初期投資が多く発生し、設立時の資本金200万円では足りません。備品は「埼玉県起業支援金」を活用して用意しました。支援金が支給されるまでの間、日本政策金融公庫からつなぎの融資を受けました。そして会社を設立してから半年後、2021年4月に「カナディアンカヌークラブBENCHER」をオープン。初めてお客様を乗船させることができました。

          「秩父さくら湖でのカヌー」自社の強みを明確化

          BENCHERの特長は、秩父さくら湖でカヌー体験ができること。湖畔でカヌーを管理できないこの湖では初めての取組です。秩父さくら湖は、日本屈指の巨大ダム「浦山ダム」にせき止められて誕生した人造湖。周辺には森林生態系の頂点に君臨しているクマタカをはじめ、カワセミ、ホオジロ、イワツバメ、カワウ、トビなど、約80種類の野鳥や、野生の鹿・猿などが生息しています。秩父の自然にふれると共に、浦山ダムの役割を再認識することで「自然と人間の共生」を考えるきっかけになってほしい。湖でのカヌーは、川や海のように流れのあるアクティビティと異なります。絶景スポットまでパドルを漕いだら湖上で一休み。湖の真ん中でのんびり眺める大自然は最高です。長瀞のアクティビティと並ぶ観光資源になることを目指しています。

          新たな取組、多くの方に伝えていきたい

          今後の課題は集客です。秩父さくら湖でカヌーや大自然が楽しめることをもっと多くの方に知ってほしい。秩父の街中から車で10分とアクセスも良好です。ありがたいことにメディアでも取り上げていただいています。コロナ禍でも感染対策を実施してツアーを運営しています。屋外ツアーであり、船上も十分なソーシャルディスタンスがあるため、安心してお楽しみいただけます。乗船したお客様全員が喜んでくれます。初めての起業で大変なことばかりですが、お客様の笑顔でモチベーションを維持できています。いずれ秩父の観光資源のひとつとなることを夢見て、地元の皆さまと一緒にこの取組をもっと広めていきたいです。

          教えて!先輩起業家

          シニア起業の心得は?
          • 資金の用意は万全に。利用できる制度や今まで築いた人脈を最大限活用すること。
          • 新しいこともトラブルもすべて「プラス思考」で取り組む。
          • なんといっても集客が必要!効果的な広報手段を模索中です。

          (2021年9月掲載)




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            【創業者紹介】さいたまつくりての輪ーつくってつながる

            〜個人のつくりてが集まる市民団体を結成〜

            代表:塚田 真知子(つかだ まちこ)さん

            起業概要

            起業 2020年
            起業年齢 68歳
            起業資金 0円
            業務内容 市民活動イベントの開催
            所在地 さいたま市
            ホームページ https://tsukuritenowa.themedia.jp/

            略歴

            • 床検査技師としてさいたま市立病院に勤務
            • 60歳で定年後、行政職の専門員として再任用となり、65歳まで女性の自立支援や起業などの業務に従事
            • 65歳:婦人服製造・販売の「パユーン」を起業、マルシェなどで活動
            • 68歳:マルシェ仲間と一緒に「さいたまつくりての輪」を結成
            ウィークリースケジュール(例)
            • 1週目:SNSでメンバーと意見交換
            • 2週目:マルシェでの出品物を制作
            • 3週目:さいたま市、メンバーと打合せ
            • 4週目:マルシェ開催準備

            公務員退職後、趣味を生かした起業をきっかけに仲間ができる

            50代になってから、定年後に不安を感じました。水泳、ゴルフなど新しいことに次々と挑戦しましたが、どれも続きません。若い頃に裁縫が得意だったことを思い出し、洋裁教室に通い始めました。洋裁は自分の世界に没頭でき、自分に合っていたようです。いつの間にか洋服を作るのに夢中になりました。女性の起業を支援する仕事をしていたことから、自分でも洋裁の事業を始めてみようと考えるようになりました。

            65歳で公務員の再任用の任期満了後、ハンドメイドのスカートやワンピースのブランド「パユーン」を立ち上げました。駅前で開催されるマルシェなどでこつこつと販売をしました。ネット販売が主流のご時世、なかなか思うようにはいきません。ネットのような非対面のやりとりではなく、人と直接交流しながら販売したいという思いがありました。マルシェでの出店を続けていくうちに、他の出店者と情報共有するようになり、のちに「さいたまつくりての輪」を結成するメンバーたちと出会いました。

            コロナ禍で結成したからこその団結

            つくりての輪は、つくりて、クリエイターが集まったハンドメイドを中心とするグループです。結成のきっかけは、メンバーが参加していたマルシェの1つがなくなってしまったこと。結成直後から新型コロナウイルスの感染が拡大し、他のマルシェも軒並み中止となりました。そんな状況でも自分たちができることをやろうと、製作したマスクを地域団体と協力して販売したり、はたまた折り紙をして浦和の街を彩ったりして活動を続けてきました。コロナ禍だからこそ、メンバー間の団結が深まりました。メンバー同士の情報共有はSNSで、スピーディーなやりとりをしています。

            市民団体だからこそ、自由に楽しい活動の場づくり

            つくりての輪の特長は、みんなでワイワイ、楽しく活動できるということ。ハンドメイドの販売は一人親方の世界なので、マルシェの中ではみんながライバルです。でも、つくりての輪では、たとえ売れなくてもみんなで情報交換する。みんなで協力する。他人を真似してもいいんです。みんなでより良いものを作り上げる。「自由に楽しく」が基本方針です。そんな活動の場を作りたかったし、作ることができて幸せです。若い頃には人に託すということができませんでした。今はやりたい人にやりたいことを任せられるようになりました。メンバーのみんながつくりての輪をより良くするためにのびのびと活動しています。

            今後の活動拡大に向けて、多くの人との出会いを大切にしたい

            コロナ禍でも活動できるのか、コロナが収束しても活動の場はあるのか、不安は山ほどありました。活動の場を広げるため、さいたま市役所へ相談に行きました。現在はさいたま市と一緒に浦和駅東口市民広場でのマルシェ開催に向けて鋭意準備中です。 マルシェでは、つくりての輪以外にも有機農家のグループやスポーツ振興の団体など多くの市民団体が参加します。今後はさらにいろいろな人たちと出会い、つくりての輪の活動の場を広げたいです。私自身も後悔することがないよう「自由に楽しく」生きていきたいです。

            教えて!先輩起業家

            続けるためのポイントは?
            • 活動報告や方針に関するやりとりをSNSで密に行うこと
            • 色々なことにチャレンジして活動の場を広げること
            • 自由に楽しく活動すること!失敗は成功のもと

            (2021年9月掲載)




            お問い合わせ

              ※当公社とお取引のない方や企業様からの営業メールには返答いたしかねますのでご了承ください。

              【創業者紹介】オウムのカフェ FREAK

              〜大好きなオウムとふれあえるカフェを開店〜

              代表:後藤 成弘(ごとう しげひろ)さん

              起業概要

              起業 2015年
              起業年齢 51歳
              起業資金 1,000万円
              業務内容 オウムカフェの運営、オウムやインコの生体販売
              所在地 川口市
              ホームページ https://www.parrot-freak.com/

              略歴

              • 機器メーカーで販促営業や生産管理、経理などの部署を担当
              • 51歳:会社の早期退職制度を利用して退職
              • オウムのカフェFREAKを開店

              スケジュール

              • 6時00分 起床、iPadにて事務作業
              • 7時00分 開店準備
              • 12時00分 開店、お客様対応等
              • 12時30分 HP、SNSへの投稿作業
              • 14時00分 インコ、オウムの手乗りトレーニング
              • 18時00分 閉店
              • 18時10分 鳥の餌交換と翌日の準備
              • 20時00分 帰宅

              小さい頃から鳥が大好き!オウムカフェの開店が夢

              オウムのカフェFREAKでは、日頃なかなか接することのできない、中~大型のオウムやインコと触れ合えます。初めてオウムと接する方も安心してオウムの素晴らしさを満喫できます。

              オウムはとても頭がよく、「おはよう」以外も「ピザいかがですか?」など人間の言葉を真似してお喋りができます。幼少期に鳥を飼っていた頃から、オウムを含む鳥が好きでした。鳥の飼育からしばらく離れていましたが、40代でオウムを飼い始め、小学生の頃の夢「ペットショップの店員になりたい」という思いがふつふつと蘇ってきました。三つ子の魂百までといいますが、好きなものは年をとっても好きなんですよね。念願だったオウムのカフェをオープンしたのは、51歳。早期退職制度を利用して会社を辞めてから半年後でした。

              きっかけは同僚の死。計画的に準備を進めて開業へ

              起業を決意したのは身近な同僚の死がきっかけです。自分にもいつ何が起こるかわからないということを実感したとき、自分が本当にやりたいことをやらなければ後悔すると切実に思いました。早期退職制度による退職金を店の開業資金に充てようと考えました。制度を利用できる51歳まで3年程度、会社員として働きながら、起業に向けて動物取扱責任者の資格取得やテナント探しなど、計画的に準備を進めました。お金の不安、未知なる仕事への不安はありましたが、様々なセミナーや本で学び、自分なりの考え方がまとまってきました。お金は貯めるものではなく使うものです。自分が好きなことは知識や情熱があるため、より良いものを作り上げる可能性があります。自分が好きなことを仕事にするのが成功の秘訣と考え、起業へ踏み切ることができました。

              好きなことを仕事にする喜び、やりがいを実感する日々

              FREAKをオープンしてからは毎日やりがいを感じています。これからも長く働きたいです。会社員のときはそんなふうには思いませんでした(笑)店が休みでもオウムの世話を毎日しなければいけないのは大変ですが、「仕事をしている」という感覚はありません。好きなことなので、苦痛ではありません。肺炎で1週間程度店を閉めていたことがありました。早く復帰したいと心底思いました。病は気からです。自分にとってやりたいことをやっている今は、会社員時代より病気をしなくなりました。

              オウムの素晴らしさをもっと多くの方に知ってもらいたい

              コロナ禍のペットブームの影響か、遠方から購入の問い合わせがあります。オウムはブリードが難しく、ブリーダーの後継者不足の影響もあって、年々販売数が減ってきています。今後の需給バランスにより生体価格の大幅な値上げも想定され、店を続けていくことに不安もあります。自分にできることは、まずはオウムを愛でてくれるお客様を大切にすること、立派なオウムを販売してくれるブリーダーと良好な関係を築くということです。オウムやインコが犬や猫と同じように、人々に癒しを与えてくれる「コンパニオンアニマル」ということを皆さまに体感してほしいです。オウムやインコの素晴らしさを広めていくことが私の人生の目標です。

              教えて!先輩起業家

              続けるためのポイントは?
              • 好きなことを仕事にする!好きなことならアイディアも次々と生まれる。
              • 計画的に準備を進めること。お金の準備は特に大切。
              • お客様、ブリーダー、皆さまとの関係を大切にすること。

              (2021年7月掲載)




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                【創業者紹介】MJシニアカレッジ

                〜健康麻雀教室でシニアの居場所づくりに貢献したい〜

                代表:澤谷 泰生(さわたに やすお)さん

                起業概要

                起業 2019年
                起業年齢 61歳
                起業資金 1,000万円
                業務内容 健康麻雀教室の運営
                所在地 所沢市
                ホームページ http://www.mjsckenko.com/

                略歴

                • トイレ、バス、キッチン等の水回り住宅設備機器メーカーにて営業を担当
                • 56歳:健康麻雀教室を初めて訪問
                • 60歳:定年退職、 就職活動をしながら、自身の健康麻雀教室の起業を考える
                • 61歳:「MJシニアカレッジ」の開校

                スケジュール

                • 6:30   起床、パソコンにて事務作業
                • 8:30   教室にて開校準備
                • 9:00   開校、教室の営業
                • 18:00  閉校
                • ~18:40 店内・麻雀卓・トイレ等の清掃
                • 18:40  終礼
                • 19:00  帰宅

                健康麻雀を楽しむシニアとの出会い

                MJシニアカレッジは、55歳以上の方を対象とする健康麻雀教室です。「賭けない」「吸わない」「飲酒しない」が基本で、カルチャースクールとしての性質や、地域の皆さまの居場所という役割も担っています。会員全員がプレーマナーを重視しており、とてもアットホームな教室です。

                健康麻雀教室に興味をもったのは、まだ会社で働いていた56歳のとき。近所でなんとなく気になっていた教室へふと入ったところ、元気に楽しく麻雀をするシニアの方々と出会いました。80代で週3回通っているという方も!麻雀は脳トレーニングになることを実感しました。自分でもこのような、シニアの方々がいきいきと過ごせる居場所を作りたいと思ったのが、起業のきっかけです。

                定年後の就職活動を経て、未知の業界への起業へ

                60歳で定年退職後、すぐに起業しようと思ったわけではありません。ハローワークでの就職活動も行いましたが、自分のやりたい仕事は見つかりませんでした。
                県や商工会議所の起業セミナーを受講しているうちに、就職よりも個人事業主として教室を運営していくイメージが鮮明になりました。

                やりたいことが明確だったからだと思います。そして、退職から1年後の61歳のとき、MJシニアカレッジを開校しました。妻が経理や税務を引き受けてくれているので、感謝しています。

                会員の皆さまとの日々のやりとりを大切に

                起業当初は会員さんを増やすために、バスの窓上広告などを行いました。あとは地域情報誌に掲載したところ、多くの問合せや来校をいただきました。それでも1番効果があるのは、やはり会員さんの口コミです。

                会員さんには本当に感謝しています。もともと営業をやっていたので、人とお話をするのは好きです。会員さんとの日々のやりとりを大切にし、「この教室があってよかった。」と言っていただけることが、この教室を続けていくコツですね。

                アフターコロナに向けて。シニアの皆さまに対する思い

                現在はコロナ禍で非常に厳しい状況ではあります。感染防止対策を万全に行い、来てくださる会員さんのために営業しています。こんな中でも、会員さんの楽しそうな笑顔を見られることが、私のやりがいにつながっています

                今後はコロナ禍で来られなくなってしまった会員さんに戻ってきてもらうこと、ずっとステイホームしていた方々に、新たな楽しみとして健康麻雀教室を知ってもらうことが目標です。そして、シニア世代の皆さまが、仲間づくりをしながら楽しく健康寿命を延ばす一種のツールとして、健康麻雀教室をご利用いただけたら嬉しく思います。

                教えて!先輩起業家

                続けるためのポイントは?
                • 会員の皆さまとの日々のやりとりを大切にすること。
                • 厳しいときも覚悟を決めて今できることを行うこと。
                • 自分の目標を明確にして実現していくこと。

                (掲載: 2021年7月)




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                  【創業者紹介】リラクゼーションサロン サントシャ

                  〜肩こりや腰痛など、身体の不調の予防するリラクゼーションサロン〜

                  【特徴】

                  サントシャは、高齢化による身体の不調や、日々の疲れによる肩こりや腰痛などの予防を目的とするリラクゼーションサロンで、2020年12月秩父市に開業しました。

                  当サロンのコンセプトは、「治療より予防」です。足裏から頭まで、そしてお腹を揉みほぐし、全身の血流や老廃物を流れやすくして、お客様の免疫力の向上・感情や精神的安定を目指します。さらに、身体をほぐす事で、日頃のストレスのケア、身体的な不調の緩和をし続け、予防に対する意識を持つ人が増えるように発信をしていきます。

                  特にお腹の揉みほぐしでは、まだ珍しい手技、タイの腸揉みチネイザンを行っています。このチネイザンは、第二の脳と呼ばれる腸をほぐすことで、身体はもちろん精神的にもよいアプローチができると考えられています。

                  また、「お客様一人ひとりにあったコース」を提案し、それぞれのお客様にマッチした施術を行い、日々の疲れやストレスの軽減をしていきます。
                  65歳以上の高齢者の割合が増え続ける中、ぜひ、このサロンが、秩父地域の皆様の健康意識を高めるきっかけになればと考えています。 新型コロナウィルスの影響が続いていますが、安心してリラックスできる場所を提供していきます。

                  ■メニュー

                  当店のリラクゼーションの中でもお勧めは「チネイザン」です。あまり聞き慣れないと思いますが、タイのチェンマイで生まれた施術で、秩父地域では初めてです。氣内臓療法とも呼ばれ、元々は古代道教(タオ)の老師たちが行っていた腹部(内臓)のマッサージです。身体全身をほぐした後、オイルを使って直接お腹(内臓)へアプローチし、心と身体のデトックスを行います。疲れの軽減や便秘などお通じの改善・感情のバランスを整えたい方におすすめです。
                  また、免疫力を高める、ボディケア・リフレクソロジー・ヘッド&フェイスなどの施術も充実しています。

                  ご興味のある方は、ぜひ、ホームページをご覧になり、一度足をお運びください。

                  ■事業を始めたきっかけ

                  元々は沖縄でこの仕事を始め店長になり、本社のある大阪でマネージャーを経験。いつかは自分でリラクゼーションサロンを開業したいと考えていました。そんな時に妻の実家のある秩父市に移住する事になり、知り合いも土地勘も全く無い状況は不安でしたが、まずは行動を起こそうと思い事業を始めました。

                  ■創べとのかかわり

                  沖縄から大阪、そして妻の実家である秩父へ移住し、今までやって来た事を活かして仕事ができたらと考えていました。しかし、そのタイミングで新型コロナウイルスの影響による自粛生活。どうしようかと悩み、模索していた時に起業支援金という制度を知ったことがきっかけで、起業しようと決意しました。
                  創業・ベンチャー支援センター埼玉(創ベ)には、客観的なアドバイスや、今までの支援経験に基づく具体的な成功事例をお聞きする事ができ助かりました。

                  ■今後に向けて

                  この地域は、高齢者も多くいので、健康作りをサポートできたらと考えています。また、まだあまり知られていないタイの腸もみ「チネイザン」を実践し、広めていきます。チネイザンは免疫力の向上も期待できる手技療法なので、腸をほぐしてデトックスを促し、花粉症や鬱症状がある方にもおすすめしていきます。
                  今の手技で満足せずにこれからも勉強を続け、新しい知識を身につけて実践していきます。
                  (2021年2月掲載)

                  企業プロフィール

                  事業所名 リラクゼーションサロン サントシャ
                  代表者 金城 直之 (きんじょう なおゆき)
                  創業年月 2020年12月
                  住所 秩父市山田1番地
                  TEL 070-4435-4585
                  URL  https://santosha.storeinfo.jp/ (公式HP)
                  営業時間  10:00-20:00(最終受付18:00)
                  定休日 不定休(予約優先)



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                    【創業者紹介】みょうとうどん

                    〜加須産の地粉「あやひかり」を使用したこだわりの手打ちうどん~

                    【特 徴】

                    2020年9月17日にオープンした「みょうとうどん」は、加須産の地粉「あやひかり」を使用したこだわりの手打ちうどんを提供しています。

                    加須産の「あやひかり」は、小麦の中心部のみを贅沢に精粉していますので、地粉ながら、真っ白なうどんに仕上がります。言わば、小麦の「大吟醸」です。是非この「ツルツル」「モチモチ」の食感のうどんをご賞味ください。

                    お店のおすすめはなんと言っても「肉汁うどん (もり)」です。自慢は、ネギ、豚肉たっぷりの出汁とボリュームのあるうどんで、うどんは硬めに茹でてあります。(柔らかくもできます。)食後にお出しする鰹だしの割汁を入れていただくとより一層鰹の風味が効いた出汁をお召し上がりいただけます。

                    また、女性のお客様に大好評のカレーうどんは、開店4時間前から煮込みを開始してマイルド仕上がりになっていますので、お子様でもお召し上がりいただけます。

                    一言コメント

                    創業のきっかけは、寿司職人として働いた後、転職し寿司チェーン店の営業部長や海外事業部長などを経験しました。新規事業の立ち上げにも携わり、その中にうどん店もありました。いつかは創業したいという想いがあったそんな中、妻が後押しをしてくれたおかげでうどん店を創業することを決めました。

                    店名の「みょうとうどん」の由来はお世話になっている方が夫婦(めおと)で始めるうどん店という意味を込めて名付けていただきました。
                    今はお昼の営業のみですがいずれは朝の時間帯も営業をできればと考えています。

                    また、今後はうどん店を開業したい方に今までの経験をお伝えして開業に向けたお手伝いもしていきたいと思います。

                    創ベとのつながり

                    開業に向けて資金調達の方法を検討していた際に、インターネットの検索で創業ベンチャー支援センター埼玉のことを知りました。アドバイザーの方が親身になって相談にのっていただき安心して開業の準備も進められました。おかげ様で融資を受けることもでき「みょうとうどん」を開店できました。今後は、人材の採用等に向けての相談もさせていただければと思います。わたしの周りにも開業を検討している方がいれば是非センターを紹介したいと思います。
                    (2020年11月掲載)

                    企業プロフィール

                    店名 みょうとうどん
                    代表者 西塔 竜生(さいとう たつお)
                    創業年月 2020年9月17日
                    住所 加須市北平野333-4
                    TEL 0480-77-0049
                    URL https://myoutoudon.simdif.com/
                    定休日 毎週月曜日と第一日曜日
                    営業時間 11:00~15:00



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                      【創業者紹介】トータルリペア Art Works(トータルリペア アートワークス)

                      〜オリジナルを生かした、こだわりの「住宅&家具リペア」専門店〜

                      【特 徴】

                      トータルリペア Art Worksは、株式会社アートワークス.JPが運営する、「住宅&家具リペア」の専門店です。

                      「住宅&家具リペア」とは、主にフローリング等の木部の傷を補修する「ウッドリペア」と、金属(主にアルミ)や樹脂(主に塩化ビニール)で作られたサッシやドア、エクステリア建材の傷を補修する「サッシリペア」で構成されます。もともとは100年前に作られたアンティーク家具を補修するために開発された技術で、優れた「調色技術」と「造形技術」に特徴があります。

                      「調色技術」とは、オリジナルに限りなく近い色を再現する技術で、ロックメイプルやダークレッドマホガニーといった木目の美しいものなども、色をしっかりと再現し木目までを丁寧に描き込んで仕上げます。

                      「造形技術」とは、オリジナルとの境い目を作らない技術で、歪んでしまったところを、彫り込む技法「彫刻(carving)」と形づくる技法「塑造(modeling)」を駆使し、形を再現します。それらの技術が融合し、どこにキズがあったのか分らないくらいに美しく蘇ります。

                      リペアである限り新品にすることは不可能ですが、「オリジナル(補修対象物の状態:新品の近い状態か、長年使用された風合いがあるのか)を生かした最善の状態とは何か」を追求し、「こだわり」を持って全力を尽くし仕事をさせていただきます。

                      一言コメント

                      このリペア業界で独立するまでは、FRP(繊維強化プラスチック)やモルタル等を素材として人工植物や擬岩を製作し、店舗やテーマパーク等の環境演出をする企業や、塩化ビニールを素材として、石目、木目、織物風と、本物そっくりの壁紙や床材を製造する企業で働いてまいりました。

                      人の手で本物そっくりな物を作りあげる(仕上げる)醍醐味を、自分の手で提供し続けたい。その思いをもち、リペア業界に至るまでの建築、造形、建材製造の経験を生かして、住宅、店舗、車両等の「居住空間」、および生活環境で使用されるあらゆる「もの」の仕上げを創造して参ります。

                      創業・ベンチャー支援センター埼玉とは、独立に向けて個人事業主で活動するか、法人化するかで検討している時に相談にのっていただきました。ほとんどの情報はインターネットで収集できるものの、自分特有な事情については不明な点があるものです。また、法人化すると税理士の先生と顧問契約をするケースが多い様ですが、私のような規模ではなかなか困難です。決算、税申告等の経理業務の相談にものっていただきとても感謝いたしております。
                      (掲載:2020.11)

                      企業プロフィール

                      会社名 株式会社アートワークス.JP
                      代表者 横田 健
                      創業年月 2019年10月
                      住所 加須市向古河320番地
                      電話番号 090-6110-2288
                      定休日 年中無休
                      URL https://art-works.amebaownd.com/



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                        【創業者紹介】西田創作研究所

                        ~自身の発明品や絵画、スケッチ紀行を販売するネットショップ~

                        【西田創作研究所様の紹介・特徴】

                         西田創作研究所様は、代表の西田様が海上自衛官を定年退職された後、発明、創作活動をスタートし、その活動の中で、発明し特許等を取得した商品のほか、創作した絵画、松尾芭蕉の奥の細道を題材にしたスケッチ紀行の書籍などをネットショップで販売しています。
                        「Yahoo ショップ」
                        https://store.shopping.yahoo.co.jp/nishida-sousakuken/
                        「心風亭芭蕉庵」
                        https://nishidasousaku.sakura.ne.jp/
                         「ヤフーショップ」では主に発明品を販売しています。粘着クリーナー(コロコロ)のむきずらさを解消した「商品名:スルットムケール」は、切り口がスパイラルにカットされているため、使用後に一枚だけスカッ!と剥がれるのが特徴です。また、電動歯ブラシに近い小さい小刻みな振動を自分の手で与える「微動歯ブラシ」は、歯周病予防、歯茎のはれ・出血防止に最適です。歯はツルツルで、歯茎がモチモチして痛みが和らぎ、爽やかな気分になれる商品です。他にもデザインが素敵な携帯用粘着ほこりとり「ペタメイト」も販売しています。


                         「心風亭芭蕉庵」では西田様の創作活動により生まれた絵画や書籍を販売しております。西田様が芭蕉の旅路を、自らが歩き芭蕉の句が読まれた場所をスケッチして書籍にまとめた作品です。松尾芭蕉の他にも柿本人麻呂のスケッチ紀行もあります。
                         コロナウィルスの影響によりなかなか旅に出られないですが今後は、種田山頭火を題材にした、スケッチ紀行の創作に取り組みたいとおっしゃっていました。



                        一言コメント

                         定年退職をして第二の人生として自分の発明品や絵画、スケッチ紀行を販売するネットショップを立ち上げました。現在は、健康のために水泳、料理も行っていて、その活動についてもHPにアップしていますので是非拝見していただければと思います。
                        今後も新しこと、誰もやったことがないことにチャレンジしていきたいと思っています。
                        【創ベとのつながり】
                         創業ベンチャー支援センター埼玉さんには、商品の販売方法について相談させていただきました。アドバイザーの方と相談させていただき多くのアドバイスをいただきました。おかげ様でネットショップを立ち上げることができました。今後もいろいろとご相談させていただければと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。

                        (2020.11掲載)

                        企業プロフィール

                        事業所名 西田創作研究所
                        代表者 西田 俊治 (にしだ としはる)
                        創業年月  H26.9.6開業
                        住所 埼玉県北足立郡伊奈町小針新宿601-2
                        TEL 048-728-8969
                        URL 「Yahoo ショップ」
                        https://store.shopping.yahoo.co.jp/nishida-sousakuken/
                        「心風亭芭蕉庵」
                        https://nishidasousaku.sakura.ne.jp/
                        定休日 年末年始(12月30日~1月3日)
                        営業時間 10-17時




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                          ※当公社とお取引のない方や企業様からの営業メールには返答いたしかねますのでご了承ください。

                          【創業者紹介】Rainbow Saloon

                          〜ハワイのローカル料理を中心とした豊富なメニューのお店〜

                          【特徴】

                          【Rainbow Saloon様の紹介・特徴】
                          2020年6月、蓮田にオープンしたRainbow Saloon様は、【美味しさ】、【ローカル情報】、【LOHAS】の3つをハワイの食文化を通じてお客様にご提供しています。店名のRainbow Saloonの由来は、“NO Rain NO Rainbow”「雨が降らなければ虹はでない~嫌な事があってもそのあとにはきっと良いことがおこるよ~」というハワイの前向きなことわざにちなんで名づけられています。店内は、ハワイアンソングが流れゆったりとした時間が過ぎていく大変居心地の良い空間が広がり、各種テーブル席・カウンター席をご用意しハワイの雰囲気を存分に味わうことができます。


                           ハワイのローカル料理を中心としたお食事、デザート、ドリンクなど大変豊富なメニューを取り揃えているお店です。
                          オーナーのこだわりのメニューのなかでもガーリックシュリンプは、エビの養殖場で有名なカフク(オアフ島北東)の醤油ベースの現地のソースを再現して提供しています。オーナーの寺田さんが現地にいくといつも食べるお気に入りの味です。厚さ12㎜の銅板で焼くホットケーキは、早く均一に焼き上がる銅板の特徴から、外はカリカリ、中はフワフワの触感に仕上がりホットプレートではできない触感が味わえます。他にもジンジャーエールは、自ら絞ったおろし生姜を使用して作り、レモネードは、防カビ剤などを一切使用していない皮ごと食べても安全なレモンをまるごとミキサーで細かくくだいたものをシロップに混ぜ合わせて作っています。


                           環境意識の高いことでも有名なハワイとの関係が深いことから、環境問題にも意識が高く、紙のストローやコーンスターチでできた食器、木のナイフとフォーク等で料理を提供しています。近隣の栄養学を学ぶ大学生や環境問題を意識されているお客様などと環境問題について話し合うこともしばしばあるようです。
                           他にも、マウイ島で鳥の固有種を保護する団体で活動する知人デザイナーの本の販売(一部の売り上げがハワイの環境保護に寄付されます。)や国内のキャンドルや家具を制作する職人の製品を自らが買取りお客様に紹介をしています。このような様々な取り組みを通じて次世代の子供たちの環境意識向上に対するサポートの一助になればうれしいと語ってくださいました。
                           オーナーの寺田さんは、いらっしゃるすべてのお客様がRainbow Saloonのオーナーであり自分のお店と思ってくつろいでいただきたいとおっしゃっておりました。そしてそのお店で給仕をさせていただいている自分がいると思っているそうです。「気軽に立ち寄り、日常の疲れをリセットしていただく」お店を目指していらっしゃいますので是非、一度お立ち寄りください。

                          【創業のきっかけ・コメント】
                           創業のきっかけは、毎年夫婦でハワイに訪れておりハワイに惚れ込んでいきました。学生時代に調理経験もあったので、いつかハワイをテーマにしたカフェをオープンする事を考えておりました。そこで昨年、会社を早期退職して念願であったRainbow Saloonをオープンさせました。今後は、ご紹介いただきました他にもエコポイント制度を計画したり、貿易面でも懸け橋になりたいと思いますのでアンテナショップの役割も果たしていきたいと考えております。

                          【創ベとのつながり】
                          創業ベンチャー支援センター埼玉を知ったきっかけは、商工会議所で持続化給付金の説明会の際に紹介していただきました。最初は事務的な対応のイメージでしたが、アドバイザーさんが親身にいろんな角度からアドバイスやサポートをしていただけました。創業は孤独な面もありますが自分ひとりじゃないと安心感を得ることができました。今後もお店を運営していく中でご相談させていただきたいことがあると思います。引き続きサポートお願いします。

                          (掲載:2020.9)

                          企業プロフィール

                          事業所名 Rainbow Saloon(レインボーサルーン)
                          代表者 寺田 章宏(てらだ あきひろ)
                          創業年月  令和2年6月13日
                          住所 埼玉県蓮田市東6-4-25 ラフォーレ鈴木 1F(JR東北本線蓮田駅東口より徒歩約5分)
                          TEL 048-795-7570
                          URL https://rainbowsaloon.owst.jp/
                          定休日 木(年末年始)
                          営業時間 月~水、金~日、祝日、祝前日: 10:00~14:30
                          (料理L.O. 14:00 ドリンクL.O. 14:00) 15:30~21:00 (料理L.O. 20:30 ドリンクL.O. 20:30)



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                            【創業者紹介】橋本マシナリー株式会社

                            高速度紙断裁機

                            ~断裁機、切断機、巻取機を専門とする老舗企業を事業承継~

                            【特徴】
                            当社は、日本で初めて「高速度紙断裁機」を製作して以来、NC制御(自動制御)や、安全を考慮した機構の搭載など、改善を常に重ねた製品の「開発・製造・販売」を一貫して行ってまいりました。

                            永くお付き合いをしているお客様のご要望から、断裁機のみならず巻取機や切断機などの周辺機器も開発してまいりました。

                            (例)紙・フィルム等の紙管などに巻いてあるロール上の素材から、指定の長さのシートにカットするための巻取機

                            巻取機

                            (例)廃材となった紙、フィルムシートなどのロール状の原反を希望の長さにカットしてバラし、原料として再利用するための切断機

                            切断機

                            現在は、巻取機と切断機を主軸に移し、断裁機はイトーテック社製断裁機の代理販売と、これまで販売した断裁機等のメンテナンスを行っております。近年では、巻取機の作業工程である刃物による切断作業の安全性向上や作業効率向上という課題を解決する為、機械による自動カッターを新規開発しました。

                            今後も紙・プラスチックス・光学フィルム等の製品加工・リサイクル業者様の問題解決に尽力してまいります。

                            【一言コメント】

                            当社は、現代表の親族が経営していた会社から事業継承する形で法人化しました。
                            事業継承や法人を設立するにあたり、何から始めれば良いか悩んでいたところ、創業・ベンチャー支援センター埼玉を知り、会社設立の1年程前から、ビジネスプランの作成や法人設立手続きなど、アドバイザーの皆様にお力添えを頂き、平成25年に当社を設立することができました。

                            アドバイザーの方とご相談いただくうちに、今までのお客様との繋がり方や継続性への不安が解消され、創業に対しての後押しをしていただけたことに大変感謝しております。

                            (掲載:2020.8)

                            企業プロフィール

                            会社名 橋本マシナリー株式会社
                            代表者 橋本 英司
                            創業年月 2013年4月
                            住所 川口市鳩ケ谷本町1-3-2
                            電話番号 048-287-3976
                            URL https://www.hashimoto-mc.com/
                            営業時間 9:00~17:00
                            定休日 土・日・祝祭日



                            お問い合わせ

                              ※当公社とお取引のない方や企業様からの営業メールには返答いたしかねますのでご了承ください。

                              【創業者紹介】株式会社 氷川ブリュワリー

                              〜クラフトビールで、人と人との縁をつなぎたい〜

                              代表取締役:菊池 俊秀(きくち としひで)さん

                              起業概要

                              起業 2014年
                              起業年齢 58歳
                              起業資金 2,500万円(醸造設備、店舗改装費等)
                              業務内容 クラフトビールの醸造及び併設パブの経営
                              所在地 さいたま市大宮区
                              ホームページ https://hikawa-brewery.com

                              略歴

                              • カメラメーカーのエンジニアとして勤務
                                その間、10年ほど趣味でビールの醸造研究を行う
                              • 2013年:さいたま市ニュービジネス大賞2013コミュニティビジネス賞を受賞
                                会社を早期退職する
                              • 2014年:1月 起業
                                2月 店舗改装に着手、酒造製造免許を申請する
                                4月 氷川の杜をプレオープン
                                6月 酒造製造免許が交付される
                                8月 氷川の杜をグランドオープン
                              • 2016年:埼玉県渋沢栄一ビジネス大賞(ベンチャースピリット部門)特別賞を受賞

                              ウィークリースケジュール(例)

                              日常はパブの経営者として接客のほか、次の業務に従事する

                              • 月:買い出し
                              • 火:休店日だが、書類作成、醸造など開店日にできない業務に従事
                              • 水:設備のメンテナンス
                              • 木:買い出し
                              • 金:イベント担当者と打ち合わせ、準備
                              • 土:イベント出店(月2回程度)、百貨店納品用瓶詰め作業(月1回)
                              • 日:同上

                              「さいたま市初のクラフトビール」を作ってみたい

                              起業のきっかけとなったのは、2013年に行われたさいたま市ニュービジネス大賞の受賞です。その数年前から、地元の大宮で地域活性化のためのボランティア活動などをしていたのですが「さいたま市初のクラフトビールで、地域を元気にしてみたい」と思い立ち、ビジネスコンテストに応募しました。
                              趣味で、酒造メーカーのビールづくり体験に10年ほど通い、データを取りつつ自分なりのレシピを作っていたので、これを活用してみたいという思いを抱えていました。
                              コンテストでは選考が進むにつれて、さまざまな人が事業計画書等にアドバイスしてくれるなど、夢を応援してくれる仲間が増えていきました。そんな思いを受けて、受賞後は会社を早期退職することに。

                              拠点探しに一苦労。周りの方の協力で、醸造を開始できた

                              退職金を元手にさまざまな準備を始めたのですが、立地が良く醸造機器が置ける広さのある物件はなかなか見つかりませんでした。そこで、不動産会社の方にビールづくりを通じて人の集う場所を作り、氷川のまちを活性化させたいという思いを伝えたところ、「このような話を待っていた」と一緒に物件を探していただきました。幸い氷川神社の近くで物件が見つかったのですが、そこは元々事務所仕様のため、醸造機器を使うには電気やガスの供給量が足りません。そこでビルのオーナーや入居している他の会社に自分の思いを伝え、掛け合ったところ快諾が得られ、なんとか必要量を確保することができました。
                              また醸造するには酒類製造免許が必要です。税務署からは免許が出るまで最低4ヶ月かかると聞いていました。中には2年以上かかった人もいるという話もあり、申請したものの気が気でありませんでしたが、無事4ヶ月後に税務署から免許が出されました。
                              サラリーマンから転身した私の初醸造です。お客さんに提供する前に客観的な評価が欲しくて、ビアジャッジの資格を持った人に試飲を頼んだところ、味わい深そうに「ウーム、飲める!」と言われたときは感無量でした。こうしてさまざまな人たちの助けもあり、2014年8月にグランドオープンしました。

                              独自のブランディングが成功の要

                              創業する際には、地元のビールメーカーとして認知してもらえるように、「氷川ブリュワリ―」という名前には強くこだわり、店名の「氷川の杜」や麦を水引きに見立てて型取ったロゴは商標登録も行いました。水引きロゴは縁起が良いと贈答用としても喜ばれています。「誰かに話したくなる」仕掛けをたくさん取り入れることで口コミを通じたブランディングができるように意識しました。クラフトビールは地元の漢方メーカーとコラボしたり、さいたま市内産の原料を使うなど、独自の製品づくりに力を入れています。
                              直近1年間では100種類以上のレシピを開発、期間限定で提供することにより、常連のお客様にも何度も足を運んでいただいております。今では約1万リットルのクラフトビールを製造・販売するまでになっています。飲食店はリピーターが付かないと続けていくのが難しい。氷川ブリュワリーが市内で唯一のクラフトビールメーカーと認知していただくことで、価格競争にさらされずにやっていけます。

                              クラフトビールは人と人とを繋げてくれる

                              夢は、自社のビールを介したアミューズメントを手掛けること。パブは本来パブリックハウス、(人が集う場所)という意味から来ています。店内でもいつの間にか隣のお客様同士で話をするようになり、さまざまな情報交換が始まる、といった光景をよく目にします。クラフトビールを飲み交わすことで、人と人の輪が広がり、埼玉が元気になっていく。これからも、そんな場をたくさん作っていきたいですね。

                              教えて!先輩起業家

                              続けるためのポイントは?
                              • 一人で抱え込まず、応援してくれる仲間を見つけること!
                              • お客様に支持していただけるためのブランド戦略をしっかり持つこと
                              • 唯一無二の商品づくりにこだわり、独自性で勝負する!

                              (2020年3月掲載)




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                                【創業者紹介】株式会社 振來(ふりっく)

                                〜フリーランスから、売上を直接収益に反映できる事業主へ〜

                                代表取締役:改田 健(かいでん たけし)さん

                                起業概要

                                起業 2016年
                                起業年齢 60歳
                                起業資金 100万円
                                業務内容 振袖撮影会の請負と、アルバム製作・販売
                                所在地 さいたま市大宮区
                                ホームページ

                                略歴

                                • ~広告系カメラマンとして働く
                                • 40歳:七五三、振袖のスタジオ撮影をメインに引き受けるようになる
                                • 50歳:振袖写真撮影のディレクターに就任
                                • 59歳:(株)振來を起業
                                • 60歳:高単価での取引を達成

                                スケジュール

                                • 月~木:データ修正、アルバム発注、アルバムのチェック
                                • 金  :撮影会の準備
                                • 土日 :撮影会

                                「振袖撮影」を専門にアルバム製作

                                弊社は振袖撮影とアルバム製作を行う専門の会社です。呉服店が開催している振袖の撮影会を請け負っており、その写真を含めた有料のアルバムを製作・販売しています。振來という社名は、漢字の学者に相談し、振袖の「振」と未来の「来」の字から取りました。この分野では日本でも好成績を獲得していると自負しており、客単価は高水準なのも特徴です。

                                フリーカメラマンからスタッフを抱える会社へ

                                元々は広告媒体のフリーカメラマンだったのですが、徐々に制作会社の嘱託として七五三や振袖などのスタジオ撮影を請け負うようになり、50歳頃からは平行して振袖撮影のディレクターとして、着付けから撮影までスタッフ全員の指導も行うようになりました。
                                そんな折に、ご縁があり、撮影会全般を引き受けることになったのです。元よりデジタルカメラの良さを生かして、さまざまな撮影スタイルに挑戦したい、と思っていたこともあり、スタッフを集めて会社を起こす決断をしました。準備期間がなかったため、春日部にある埼玉県の創業支援施設であるふれあいキューブの創業支援ルームの専門家の方々に相談しながらのスタートとなりました。初めから株式会社にしたのは、この形態の方が銀行から融資を受けやすい、取引先から信用を得やすいなどのメリットがあるとアドバイスを受けたからです。

                                関係者全員がWIN-WINになる単価の上げ方とは

                                起業にあたって、まず心掛けたことは販売単価を上げることでした。そのためには自分だけでなくお客様、呉服店、働くスタッフ全員にメリットがなければいけません。
                                お客様に対しては、30分という撮影時間内にできるだけ多くのポーズを撮影できるように、小道具を円にして並べ、順に撮影していくなどタイムロスを無くすように工夫しました。
                                呉服店に対しては撮影会にかかる費用は全て弊社で持つようにしました。呉服店は赤字のリスクがなくなるため、撮影会を積極的に行ってくれるようになります。

                                スタッフのやる気向上で売上もアップ

                                スタッフに対してはしっかりとした賃金を支払い、質の高い仕事をしてもらうようにしています。近頃は業界全体の賃金が低下していますが、高いモチベーションを持って仕事をしてもらうためには、やはり一定以上の報酬は欠かせません。こうしたことも、自分がフリーの立場だったからこそ、分かることの一つだと思います。また、高い品質の制作物が売上向上にもつながっています。
                                ありがたいことに、今は請け負っている仕事が多く、次の展開については模索中ですが、これからも「クオリティの高いものを作る」ということをモットーに、商品を提供し続けていきたいですね。

                                教えて!先輩起業家

                                続けるためのポイントは?
                                • 関係者にもメリットのある提案を!
                                • スタッフのやる気を高めると全体の売上もアップする
                                • 分からないことは専門家に頼ろう!

                                (2020年3月掲載)




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                                  ※当公社とお取引のない方や企業様からの営業メールには返答いたしかねますのでご了承ください。

                                  【創業者紹介】株式会社 ケノンソフト

                                  〜財務や経理で培った知識・経験はIT分野でも生かせる〜

                                  代表取締役:平野 京子(ひらの きょうこ)さん

                                  起業概要

                                  起業 2018年
                                  起業年齢 55歳
                                  起業資金 150万円
                                  業務内容 システム開発支援・受託開発、
                                  ドローンを利使用した空撮(編集)・開発支援、経理支援
                                  所在地 川越市
                                  ホームページ https://www.kenonsoft.com

                                    略歴

                                    • 広告業、金融業、不動産業、会計アウトソーシング会社にて財務・経理等を担当
                                    • 53歳:起業について考え始める
                                    • 55歳:起業
                                      社員1名を雇用
                                      ドローンの操縦や運用に必要な知識や技術を身に付けるため
                                      JUIDA(一般社団法人日本UAS産業振興協議会)認定講師の資格を取得
                                      ウェスタ川越 創業支援ルームに入居
                                    • 56歳:情報セキュリティマネジメントシステム(ISO/IEC27001)の認証を受ける
                                      社員をさらに1名雇用する

                                    マンスリースケジュール

                                    • 1日:支援エンジニアの勤務表・作業報告書の確認、顧客への検収報告
                                    • 〜2日:顧客への請求書の発行
                                    • 5〜7日:月次会計の締め、税理士報告、支払手続き
                                    • 6日〜月末:契約更新の手続き、支援要員面談
                                      新規契約の開拓、見積書、注文書の作成
                                      給与計算・支払い、月末支払、資金繰り見直し

                                    さまざまな分野で働いた経験で知識・人脈を培う

                                    会社を起こしたい、と言い始めたのは実は私ではなく、夫でした。夫は情報システム業界で仕事をしているのですが、50歳を超えた頃から「定年後は起業しよう」という話をしていました。
                                    私は会計アウトソーシング会社でいろいろな業種のお客様の経理を担当していました。それ以前も多岐に渡る業種での経験があったので、税理士・弁護士を含む幅広い分野の方々との人脈を築けていたことから、当初は主人が社長、私が会社を支えていく役割を担おうと思っていました。

                                    起業準備を始め、後には引けない状態に

                                    ところが、夫の会社の人事制度の見直しにより、定年退職の年齢が引き上げられ、準備を進める中で計画を変更せざるをえない状況に。一方、私の会社は副業も可能でしたが、起業した場合、現在担当しているお客様にご迷惑がかかるかもしれないと思い、退職することにしました。起業の準備段階で、ドローンにも興味があり一緒にやりたいと言っていただけた方がいたので、起業時期を延ばす選択はせず、見切り発車のような状態でしたが会社をスタートさせました。

                                    ICTでも重要なのは人とのコミュニケーション

                                    営業については、会社員時代に付き合いのあった会社からのご紹介を中心に進めています。ICT(情報通信技術)というと機械的なイメージがあるかもしれませんが、一番大事なのは人とのつながり。その中で一つ一つ、受注につなげていきました。また、情報セキュリティ対策について厳しく見られる業界の現状をふまえ、今年度は情報セキュリティマネジメントシステムの認証を受けました。これにより、特に新規の顧客先に対しての信用度はアップしていると思われます。ソフトウェア開発のニーズはかなりありますが、スキルの高いエンジニアを業界では求めています。今年度もスキルの高い方に社員として入社していただけたほか、パートナーとして協力していただける企業の方も含め、現在はシステムエンジニアの方が10人ほどいます。社員は皆、家族がいるので、経営者としての責任をひしひしと感じています。会社員時代に培ってきたコミュニケーション能力を活かしながら、試行錯誤しながらも一歩ずつ進められているなと感じています。

                                    ドローンを使って人手不足に起因する問題を解決したい

                                    今後、力を入れていきたいのは、ICTとドローンを融合した新しいサービスの提供です。2015年はドローン元年と言われています。ドローンは、さまざまな分野での活用が期待され、少子高齢化による労働力不足、人件費の高騰という状況において、無人化・省力化、そして低コスト、安全性という点で、問題解決の一助になるだろうと考えています。全国各地で、いろいろなドローンを利活用した取り組みが行われています。弊社として、まずは新たな視点の空撮技術と編集力を磨き、地元埼玉・川越で他社と連携しながら参入していきたいと考えています。
                                    これからも「お客様にとってなくてはならないもの」の創造をめざして、日々取り組んでいきたいと思います!

                                    教えて!先輩起業家

                                    続けるためのポイントは?
                                    • 会社員時代にやってきたことを生かしながら、新しい挑戦をすること
                                    • 人とのつながりを最大限生かすこと
                                    • チャレンジし続ける心を持つこと!

                                    (2020年3月掲載)




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                                      【創業者紹介】株式会社 ウッド・アート・ワーク

                                      〜廃材を使った新しい起業モデルをつくり、社会に貢献したい〜

                                      代表取締役:横田 唯夫(よこた ただお)さん

                                      起業概要

                                      起業 2011年
                                      起業年齢 67歳
                                      起業資金 1万円
                                      業務内容 木の廃材や端材を利用した照明用カバーや名刺入れ等小物の製作・販売
                                      所在地 川口市
                                      ホームページ https://www.woodartwork.jp

                                        略歴

                                        • 照明器具、建築資材関係の会社にて営業職のほか、木工品メーカーで取締役を務め、商品開発などを行う
                                        • 66歳:授産施設についての興味が湧き、新しいビジネスモデルについて考え始める
                                          内閣府主催 コミュニティビジネス起業プランコンペにて受賞
                                        • 67歳:(株)ウッド・アート・ワークを起業
                                          木工品メーカー勤務時代の同僚もスタッフとして加わることに

                                        一日のスケジュール

                                        • 9:30:出勤、社員の皆さんとまずはお茶の時間
                                        • 10:00:本格的に仕事をスタート、新商品の開発や事務作業を行う
                                        • 16:30:仕事を終わらせる
                                        • 17:00〜:帰宅後は材料の研究や翌日以降の仕事の準備を行う

                                        「授産施設の労働賃金を上げたい」との思いから起業コンペに参加

                                        起業のきっかけとなったのは、2010年に内閣府が主催したコミュニティビジネス起業プランコンペでした。以前から障害者福祉に対して関心がありましたが、授産施設の労働賃金の低さを知ってからは「自分ができることは何かないだろうか」と考えていました。埼玉県創業・ベンチャー支援センター(現在は創業・ベンチャー支援センター埼玉)のアドバイザーにこのことを相談したところ、このコンペの存在を教えてもらい、自分なりに新規ビジネスについて考えることになったのです。

                                        廃材を利用した商品製造で工賃アップを目指す

                                        コンペでは、突板編込シート(アートウッディ)を利用した製造受託とオリジナル商品開発支援について発表。アートウッディとは、木の廃材や端材を利用したシートで、照明用カバー等に活用できます。廃材を使って商品を作り、原材料費を抑えれば、工賃を上げることができると訴えました。この時はまだ起業について具体的には考えていなかったのですが、入賞し賞金をいただいたからには実際に動かなければ、と周囲の期待に応える形でのスタートとなりました。
                                        その後実際に県内の授産施設に赴き、この素材を使った製品製作の技術を伝えました。原材料を安く調達できるので、授産施設は販売価格を工賃に反映させることができ、初めてボーナスを出せたと喜んでいました。こうした声を聞くことができるのは何よりの喜びです。

                                        木工品メーカー時代の同僚と技術を生かした商品づくりを行う

                                        一方、売り上げのメインはアートウッディを活用した照明カバーの製造や布、和紙の裏側にガラス繊維などを貼り付けて補強する裏打ち加工です。実は会社で働いてくれているスタッフの女性2人は以前、私が努めていた木工品メーカ―の同僚で、メーカー勤務時に培った確かな技術を生かした商品づくりをしてくれています。ほとんどが受注生産で、ホテルなどでランプのシェードや壁紙として使われています。また、最近では大宮アルディージャにサッカー型のランプを納品しました。色加工したシートを組み合わせて作るこうした商品は、チームカラーや大学カラーを取り入れることもでき、他にも商品開発の可能性があるのではと期待しています。

                                        利益は社会・社員のために。新たなビジネスモデルを模索中

                                        商品開発のアイディアは色々浮かぶのですが、実は会社を大きくする、という点についてはあまり関心を持っていません。私がすべきことは、お金をたくさん稼ぐより、社会のためになることをしたり、社員が楽しく働いてくれるようにすることです。
                                        欲があるとすれば、新しいビジネスモデルを作ること。私が小さい頃、母が内職でデパートなどの紙袋を作っていたのですが、内職は本当に単価が安い。でも私の扱う商品であれば、材料は廃材ですから原価は低く、商品がきちんと売れる仕組みを作り、簡単に組み立てられるようにすれば、自宅でも時給1000円換算くらいのものができるのではないかと思っています。ビジネスはスピードや厳しさが要求されます。まだまだ一般消費者向けの商品販売までは手が回っていないのですが、いつかはそんな夢を実現したいと思っています。

                                        教えて!先輩起業家

                                        続けるためのポイントは?
                                        • 無理をしないで、焦らずゆっくりと事業をすすめる
                                        • 自分の利益より、社員が心地よく楽しくできる職場を目指す
                                        • 仕入れ単価を抑えることで、利益が出やすい仕組みを作る

                                        (2020年3月掲載)




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                                          ※当公社とお取引のない方や企業様からの営業メールには返答いたしかねますのでご了承ください。

                                          【創業者紹介】ユメックスソリューションズ株式会社

                                          〜農業・食品の分野で使用する電子機器製品のカスタム開発、企画販売〜

                                          【特徴】

                                          ユメックスソリューションズ株式会社は、農業・食品の分野で使用する電子機器製品のカスタム開発、企画販売を行っております。
                                          近年、農業の分野では、人工環境のなかで野菜やキノコを生産する生産方式が注目を集めています。当社は、植物工場向けに設備の企画・開発、販売をおこなっております。具体的には、栽培に適したLED照明、省力化装置の開発です。植物工場と言っても栽培する生産物の品種、栽培環境、工場の設備環境は様々です。そのため、生産環境に合わせてカスタマイズした設備を提案する必要があります。大手企業が標準的な規格品を持ち込んでも、現場では最適な製品とはなりません。
                                          弊社は、現場に入り現場の課題を聞き出し、現場に合った製品の仕様を提案し、課題解決と省エネを考慮した製品をご提供できます。昨年までに植物工場16社、食品工場7社に弊社企画のLED照明や省力化装置を採用して頂きました。
                                          企画、開発した製品の製造・品質保証に関しては、業務提携先でありグループ企業のユメックス株式会社(熊谷市)との連携により対応をしております。
                                          今後もお客様の課題を解決し環境を考慮した製品を企画、提案していきたいと考えております。

                                          一言コメント

                                          電子機器の開発、製造に関する分野に長年携わってきました。
                                          以前より、特に携帯電話・照明機器などを中心とした企画開発、海外工場での立ち上げの経験を電子機器以外の分野に応用できないかと考えていました。
                                          家庭の事情により勤務先を退社した後に起業を目指し、食に関する分野でこれまで培った技術を応用することを検討しました。特に、植物工場では栽培に適した人工光の開発が未成熟な状況であることに着目しました。
                                          そこで、まずは半年間、徹底的に植物の成長と光波長の関連性を調べ栽培に適した特殊波長LEDを企画開発し、それらを各植物工場に提案することから始めました。

                                          会社設立にあたり事務所を創業・ベンチャー支援センター埼玉と同じビルのMio新都心に構えました。事務機器や回線登録・商談室の共用や電話対応の事務員在籍などのサービスにより資金力の無い起業時は大変助かりました。また、同じビル内にある創業・ベンチャー支援センター埼玉では、会計や財務面で何度となくご指導を頂きました。開発品の特許調査や特許申請等の知的財産についてのアドバイスも頂いたりしております。経験豊富な専門家による具体的なアドバイスを無料で対応頂ける支援が起業時には特にありがたいと感じます。資金・経験・人員が少ない起業段階において、各種相談により精神面でも非常に心強い援助となっております。
                                          今後も成長段階に応じていろいろな相談をさせて頂きたいと思っています。
                                          (掲載:2020.2)

                                          企業プロフィール

                                            事業所名 ユメックスソリューションズ株式会社
                                          (2020年1月 旧社名 株式会社イーグル開発より社名変更)
                                          代表者 堀之内 幸成
                                          創業年月  2016年11月
                                          住所 熊谷市代531番 ユメックス3階
                                          電話番号 048-525-1561
                                          定休日 土、日、祝日
                                          営業時間 8:30 ~ 17:30
                                          ウェブサイト https://ymx-agri.com/index.html(ユメックスソリューションズ株式会社)



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                                            【創業者紹介】株式会社 ハウスドック

                                            〜主婦目線を取り入れたリフォームが強み〜

                                            代表取締役:山本 貴恵(やまもと たかえ)さん

                                            起業概要

                                            起業 2015年
                                            起業年齢 50歳
                                            起業資金 100万円
                                            業務内容 住宅リフォームの企画・営業
                                            所在地 春日部市
                                            ホームページ https://www.house-dock.jp

                                            略歴

                                            • 電気機器メーカーの事務職として働く
                                            • 1992年:結婚を期に退職、専業主婦へ
                                            • 2005〜2006年:インテリアコーディネーター養成講座を受講
                                            • 2011年:リフォーム会社に就職
                                            • 2014年:創業支援ルームの講習会などに参加しながら起業準備を始める
                                            • 2015年:地元の春日部市で起業

                                            一日のスケジュール

                                            • 8:00:顧客への挨拶と作業内容の確認、作業の進捗状況を撮影、簡単な作業補助
                                            • 13:00:他のクライアントとの打ち合わせ、工事現場周辺への挨拶回り
                                            • 18:00:顧客へ進捗状況の説明、翌日の作業内容について報告、現場清掃
                                            • 19:00:事務所へ戻り、事務作業
                                            • 21:00:帰宅

                                            リフレッシュ

                                            家の掃除や映画鑑賞が一番の楽しみ♪

                                            専業主婦時代の資格取得に向けた勉強が大きな財産に

                                            結婚後14年間、家事と子育てに専念してきましたが、心のどこかで「いつか子供は離れていくもの。自分の時間ができたら建築関係でしっかり働きたい」と考えていました。子供が中学生になったのを期に、インテリアコーディネーターの資格の勉強を始めました。夜間の養成学校に通って勉強しました。デザイナーズ家具の知識はもちろん、建築構造や設計、設備に至るまで深い知識を学んだことは、今の仕事に大いに役立っています。
                                            2011年にリフォーム会社に就職し、正社員、フリーの営業職を経て、2014年に再び元のリフォーム会社へ再就職。そこで出会ったお客様との出会いが私の運命を大きく変えることになりました。

                                            事業計画書を作成することで、起業の実現可能性が見えた

                                            当時、上司からは将来的な独立を勧められていたものの、まさか自分が出来るわけがないと思いこんでいました。ところが、ふと独立についてお客様に話したところ、女性起業家支援に力を入れている、ふれあいキューブの創業支援ルームを紹介してくださいました。
                                            実際に連絡を取ってみると親身になって相談に乗ってくださり、その後「NPOウーマノミクスプロジェクトin春日部」の講習会や「女性限定の創業塾(7日間コース)」に参加することに。そこで女性起業家の体験談を聞いたり、事業計画書に具体的な数字を落とし込みました。さらに自分の強みが主婦目線を取り入れたリフォームであることに気付き「これならできるかも!」と起業を決断することができました。
                                            当初心配をしていた夫も、事業計画書を見せることにより金銭面での不安を払しょくしたようで、「やりたいなら良いんじゃない」と応援してくれました。

                                            公的機関が運営する施設への入居も信用につながった

                                            さまざまな方の支援もあって開業準備はとんとん拍子で進み、2015年に法人を設立し起業。弊社は基本的に注文を受けてから住宅用機器を仕入れるので、在庫を抱えるということはありません。資金繰りもお客様から入金があった後に、経費を支払っているので安定しています。創業支援ルームは埼玉県と春日部市が設けた起業支援施設であり、安価で入居することができたため、金銭面での起業のハードルが低くなりました。また公的機関が運営する施設であることから信用にもつながりました。さらに子育てが終わり、仕事に集中できる環境が整ったことも後押しになりました。
                                            現在は、屋根や外壁、水回りや内装など住宅の修理・点検を行っています。開業当初は以前の勤め先からお客様を引き継ぎましたが、今はリフォーム工事を行うお客様の周辺のお宅にあいさつへ伺った際に営業しています。しかし今は共働きの時代。訪ねても不在ということも多いですが、少ないチャンスをものにできるよう、新規開拓に日々努めています。

                                            夢は人を雇い入れ、もっと大きな会社にすること!

                                            この仕事は天候に左右されるのが難しいところです。季節によっては職人の確保が難しくなるなど、経営者として頭を抱えることもしばしばです。今後はこのような問題を解決するために職人を自社で雇い入れ、簡単な作業場を作るなどの環境を整えるほか、営業職の社員を増やすなど、会社を大きくしていきたいと思っています。

                                            教えて!先輩起業家

                                            続けるためのポイントは?
                                            • 「主婦目線を取り入れたリフォーム」など、自分の強みを生かして
                                            • 在庫は持たない、資金繰りで無理をしない
                                            • お客様とのつながりを大切に、リピーターを増やすこと

                                            (2020年2月掲載)




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