【創業者紹介】MJシニアカレッジ

〜健康麻雀教室でシニアの居場所づくりに貢献したい〜

代表:澤谷 泰生(さわたに やすお)さん

起業概要

起業 2019年
起業年齢 61歳
起業資金 1,000万円
業務内容 健康麻雀教室の運営
所在地 所沢市
ホームページ http://www.mjsckenko.com/

略歴

  • トイレ、バス、キッチン等の水回り住宅設備機器メーカーにて営業を担当
  • 56歳:健康麻雀教室を初めて訪問
  • 60歳:定年退職、 就職活動をしながら、自身の健康麻雀教室の起業を考える
  • 61歳:「MJシニアカレッジ」の開校

スケジュール

  • 6:30   起床、パソコンにて事務作業
  • 8:30   教室にて開校準備
  • 9:00   開校、教室の営業
  • 18:00  閉校
  • ~18:40 店内・麻雀卓・トイレ等の清掃
  • 18:40  終礼
  • 19:00  帰宅

健康麻雀を楽しむシニアとの出会い

MJシニアカレッジは、55歳以上の方を対象とする健康麻雀教室です。「賭けない」「吸わない」「飲酒しない」が基本で、カルチャースクールとしての性質や、地域の皆さまの居場所という役割も担っています。会員全員がプレーマナーを重視しており、とてもアットホームな教室です。

健康麻雀教室に興味をもったのは、まだ会社で働いていた56歳のとき。近所でなんとなく気になっていた教室へふと入ったところ、元気に楽しく麻雀をするシニアの方々と出会いました。80代で週3回通っているという方も!麻雀は脳トレーニングになることを実感しました。自分でもこのような、シニアの方々がいきいきと過ごせる居場所を作りたいと思ったのが、起業のきっかけです。

定年後の就職活動を経て、未知の業界への起業へ

60歳で定年退職後、すぐに起業しようと思ったわけではありません。ハローワークでの就職活動も行いましたが、自分のやりたい仕事は見つかりませんでした。
県や商工会議所の起業セミナーを受講しているうちに、就職よりも個人事業主として教室を運営していくイメージが鮮明になりました。

やりたいことが明確だったからだと思います。そして、退職から1年後の61歳のとき、MJシニアカレッジを開校しました。妻が経理や税務を引き受けてくれているので、感謝しています。

会員の皆さまとの日々のやりとりを大切に

起業当初は会員さんを増やすために、バスの窓上広告などを行いました。あとは地域情報誌に掲載したところ、多くの問合せや来校をいただきました。それでも1番効果があるのは、やはり会員さんの口コミです。

会員さんには本当に感謝しています。もともと営業をやっていたので、人とお話をするのは好きです。会員さんとの日々のやりとりを大切にし、「この教室があってよかった。」と言っていただけることが、この教室を続けていくコツですね。

アフターコロナに向けて。シニアの皆さまに対する思い

現在はコロナ禍で非常に厳しい状況ではあります。感染防止対策を万全に行い、来てくださる会員さんのために営業しています。こんな中でも、会員さんの楽しそうな笑顔を見られることが、私のやりがいにつながっています

今後はコロナ禍で来られなくなってしまった会員さんに戻ってきてもらうこと、ずっとステイホームしていた方々に、新たな楽しみとして健康麻雀教室を知ってもらうことが目標です。そして、シニア世代の皆さまが、仲間づくりをしながら楽しく健康寿命を延ばす一種のツールとして、健康麻雀教室をご利用いただけたら嬉しく思います。

教えて!先輩起業家

続けるためのポイントは?
  • 会員の皆さまとの日々のやりとりを大切にすること。
  • 厳しいときも覚悟を決めて今できることを行うこと。
  • 自分の目標を明確にして実現していくこと。

(掲載: 2021年7月)




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