【創業者紹介】自然食の店なず菜

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無農薬の食材や環境に配慮した日用品を取り扱う専門店&カフェ

特 徴

当社は2019年11月1日に創業し、2020年1月29日にオープンしました。
住宅街の中にある商店街にあり、自店から徒歩2分程にバス停があります。北上尾駅からのアクセスも良好な立地で、特に隣の桶川市からの抜け道となっており、「車から看板を見た」と言って来店される方も多くいらっしゃいます。
代表の佐藤様が幼かったころのこの商店街は、八百屋、肉屋、魚屋、寿司店などが並び、とても賑やかな場所でありました。現在は各店主の高齢化や大型ショッピングモールなどの増加により、店舗数が減少しています。

なず菜では、無農薬の食材や環境負荷が少ない商品などを取り扱い、健康意識に関心をはらっている顧客を対象に事業を営んでいます。
具体的には無農薬野菜、無農薬米、発酵調味料、化学調味料不使用の加工食品、ハンドメイド雑貨、そして環境に配慮した日用品を取り扱う専門店になりますが、カフェエリアも併設し食事も提供しています。使用する食材は地元農家から仕入れた無農薬、無化学肥料の有機野菜はじめ、新潟県魚沼市の農家で栽培された、無農薬栽培の希少な古来種コシヒカリ玄米を使った酵素玄米(発行させた玄米に小豆と塩を加えて炊いたもの。3日以上寝かせることで栄養素と旨味を凝縮し、通常の玄米よりも柔らかく消化の良い状態にしたもの)などを使うことで、カフェの需要はとても多く、地域の方の憩いの場にもなっています。

新型コロナウィルスによる影響は当店にも及んでいます。毎週金曜日の閉店後、飲食の提供で残った食材を、店舗に併設した学習支援型子ども食堂の食事提供に利用していましたが、他の「子ども食堂」同様、現在は休止し、代わりにフードパ ントリー活動を行っています。毎週土曜の夕方からは野菜を中心とした一品料理を提供し、健康志向の女性や持病を抱える年配男性を中心に居酒屋タイムを設けていましたが、これらについても現在休止しています。

雑貨は、ハンドメイド作家13名の作品を「委託販売」という形で販売しています。
マスク不足が話題になり始めた頃、作家たちの協力も得て、洗って繰り返し使えるハンドメイドマスクを販売し、大きな反響を得ることができ、新型コロナウィルスの影響を良い流れに変えることもできています。
また、レイアウトについても変更し1階は物販スペース、2階は飲食スペース専用にするなど、お客様が密になりにくい環境にも配慮しています。

創業者の一言コメント

前職は営業職で忙しくしていたため、子どもたちとの時間をもっと増やしたいという思いから、あまり意気込まずに自営を始めることにしました。お金をかけずに開業することを考え、棚やテーブルなどは自作しています。
幼い時に祖母と訪れた馴染みのある商店街に出店しましたが、今では店舗も減り、寂しくなってしまいました。また賑やかになることを夢見ています。
創業にあたり、上尾市の空き店舗補助金を申請するため、北与野駅前にある創業ベンチャー支援センターに出向きました。そこで、専門家に的確なアドバイスをいただいた結果、無事この申請が採択される運びとなりました。
お店を開いたのが2020年1月末で、事業を軌道にのせようと思った矢先、新型コロナウィルス騒ぎとなってしまいました。そこでその時のアドバイザーに、コロナ関連の補助金について相談の電話をし、小規模事業者持続化補助金(コロナ特別型)の申請を現在行っています。
まだ始めたばかりのお店なので、顧客からのヒアリングを怠らず、ニーズを意識して運営していきたいと考えています。
お近くを通りの際は是非ともお立ち寄りください。皆様のご来店を心よりお待ち申し上げます。

(2020年7月掲載)

企業プロフィール

事業所名 自然食の店なず菜
代表者 佐藤 有希
創業年月 令和元年11月
住所 埼玉県上尾市錦町2-18
URL https://nazunashizen.info/index.html
定休日 日曜日・月曜日
営業時間 11:00~17:00
電話番号 090-2539-5333



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