【創業者紹介】株式会社サンビジョン

〜人生は一度きり好きなことをやろう〜

代表取締役:山本 宗治(やまもと むねはる)さん

起業概要

起業 2016年
起業年齢 65歳
起業資金 約100万円
業務内容 商品販売などのコンサルティング、新規販路開拓などの業務委託
所在地 東京都千代田区(本店・越谷市)
ホームページ https://www.sun-vision.jp/

略歴

  • 24歳:卒業後、東京で就職。キャリアアップのため何度か転職
  • 51歳:狭心症で倒れ、悔いのない人生を歩もうと決める
  • 62歳:20年勤めた会社を退職。知人の会社の再建を手伝い、事業が軌道に乗ったので、自ら起業することを決める
  • 65歳:起業

マンスリースケジュール

  • 1週目:石川県にてクライアントや地元商工会議所との打ち合わせ
  • 2週目:東京と埼玉にて販路開拓や商談
  • 3週目:石川県にて新商品についての打ち合わせ
  • 4週目:東京のオフィスにてデスクワーク

好奇心が強く、若い頃は海外を飛び回る日々

元々、好奇心が強い性格で、東京で就職してからはメキシコ、フィリピン、イギリス…と十数か国を飛び回りながら、貿易の仕事をしていました。当時にしては珍しく転職も何度か経験していて、使い捨てライターの販売から米軍基地内店舗でのオーディオ販売なども。
ポジティブな転職でキャリアを積み、41歳のときに出身地石川県のモニターメーカーに就職。自社ブランドの確立や営業部門を任されました。20年間仕事に没頭し、最終的には執行役営業部長として退職しました。

クライアントと商談中

狭心症で生死をさまよい悔いのない人生を決意

実は51歳で狭心症となり生命の危機を体験し、それ以来、人生は一度きりということを強く意識するようになりました。退職後は、約3年間、知人の会社の再建を手伝いました。その間、前職時代に一緒にブランドの確立に従事した、石川県の支援機関の方から地元の伝統工芸品について商品開発や販売のコンサルティングを依頼されるように。当初はボランティア的に相談に乗っていましたが、周囲からの勧めもあり、信用力を高めるため会社を立ち上げました。
現在、月2回程度は石川県に出張しています。素晴らしい伝統品の魅力発信に生きがいを感じています。

輪島塗のヘッドフォン、タイピンやブローチも

お客様をしっかりフォローするコンサルを目指す

現役時代の友人などからも多くの相談が舞い込んできます。コンサルというと、事業計画を作成すれば終わりという方もいますが、私はその遂行もしっかりフォローしたいと思い、販売代行なども始めました。

開発中の「仏庫」は本棚サイズ

海外マーケットも視野に入れて勉強中

日本の伝統工芸品は、海外でも人気です。オリンピックもあるし、海外のマーケットも視野に入れて、展開していきたいです。海外での仕事も多かったので英語はこなせますが、中国語圏のマーケットも大きいので中国語も勉強中です。
4人の子供も手を離れ、妻は働きながら、自分の時間を作って友人と出かけたりと多忙です。男性は、退職後に手持ち無沙汰になりがちです。夢中になれるものがあれば起業するのもアリだと思います。

さらなる販路を開拓中!

教えて!先輩起業家

起業してよかったことは?
  • 会社員ならではの管理的な仕事がなくなった
  • 自分で考えて自由に行動し、目標に向けてチャレンジできる
  • 地域の人々との関係性が深まり、やりがいを感じられる

(2020年1月掲載)




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