『彩の国ビジネスアリーナ2018』に「自動車産業部会」会員企業の『新開発・新製品・新加工技術』を紹介展示しました

2018年1月24日(水)・25日(木)の2日間、「さいたまスーパーアリーナ」にて、当公社が主催する中小企業の展示会「彩の国ビジネスアリーナ2018」を開催しました。

次世代自動車支援センター埼玉では、「自動車産業部会」会員企業の中から「平成28年度ものづくり中小企業者連携支援事業」(1社)および「次世代自動車支援センター埼玉の平成28年度試作開発助成事業」(3社)の支援企業も含め、会員企業の新開発・新製品・新加工技術の一部を紹介展示しました。多くの皆様にご覧いただき、会員企業の技術開発力をアピールできたのではないかと思います。
1月24日(水)に開催した自動車産業に関連する講演会(次世代自動車技術講演会)では、(株)本田技術研究所の杉本洋一様から、「しのぎを削る『自動運転技術の全貌』(Hondaのビジョンと取り組み」と題して、自動運転の進化や今後の技術動向など、大変分かり易く興味深い講演でした。多くの皆様にご参加いただきありがとうございました。
また、「自動車産業部会」会員企業がプロジェクトリーダーとして推進している『埼玉県先端要素技術活用プロジェクト』の活動についても紹介しました。

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「次世代自動車支援センター埼玉」の活動紹介
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会員企業の『新開発・新製品・新加工技術』紹介コーナー 【展示品】東洋樹脂(株)
「新しい熱可塑性樹脂・炭素繊維複合材料」
【展示品】日本伸管(株)
「耐水素材とアルミ引き抜き材を用いた軽量水素配管材の開発」
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【展示品】(株)秋山
「マグネシウム製軽量プレス部品の開発」
【展示品】(株)長山工業
「軽量中空部品の開発(金属3Dプリンター技術)」
>【展示品】礎電線(株)
「耐コロナ性耐熱エナメルの開発(ナノコンポジット技術)」
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【展示品】(株)秋山製作所
「電気自動車駆動用モータロータの一体型サイドプレートの開発(異材接合技術)」
【展示品】(株)オキナヤ
「各種モータの開発用試験ツールの開発」
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 <<次世代自動車技術講演会>>2018年1月24日(水) 15:00~16:30
【テーマ】「しのぎを削る『自動運転技術の全貌』(Hondaのビジョンと取り組み」
【講師】(株)本田技術研究所 四輪R&Dセンター 統合制御開発室 上席研究員 杉本洋一氏
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<<埼玉県先端要素技術活用プロジェクト>>の活動紹介
(1)「CNTを含有させた低温黒色クロム(CBC)被膜の高度化及び製品開発」
(プロジェクトリーダー:(株)ワイピーシステム)
(2)「水系ポリウレタン含浸法による炭素繊維補強熱可塑性樹脂複合材料の応用製品開発」
(プロジェクトリーダー:東洋樹脂(株))

「平成29年度第3回軽量化研究会」を開催しました(開催日:12月6日)

次世代自動車支援センター埼玉では、「軽量化研究会」を開催し、最先端新素材技術を紹介しています。今回は久しぶりにチタンを取り上げました。日本のチタン産業の最新情報について(一社)日本チタン協会の木下様から、チタンの応用や加工技術については(株)本田技術研究所の後藤様、(株)東京チタニウムの小澤様からご講演いただきました。
また、講演者のご協力により、会場内にチタンを使った先進的な製品や高度な部品を展示していただきました。参加者は展示品を手に取るなど、休憩時間や講演後でも講演者と活発に意見交換をされていました。
今回も、研究会参加を一般企業にも広げて開催しました。また、参加企業間のネットワーク作りに役立てていただくよう、講演会に先立って参加各社に自己紹介をしていただきました。

開催日時:平成29年12月6日(水)13:30~16:30
場所:新都心ビジネス交流プラザ4階 会議室C
参加者:26社37人

案内パンフレット


内容

1  軽量化研究会の紹介 および 参加企業紹介

次世代自動車支援センター埼玉 コーディネーター 乙部 豊5904a


2 「チタンの基礎知識と日本のチタン産業の最新情報」

<講師>5925a
一般社団法人日本チタン協会
企画部長 木下和宏氏

<プロフィール>
1980年、新日本製鐵入社。室蘭製鉄所にて製鋼の技術開発を担当。1985年、半導体製造の子会社に出向。1993年、新日本製鐵本社チタン部に異動。チタンの用途開発(海洋土木、自動車、船舶分野)を担当。2011年より、日本チタン協会に移籍、現職。


3 「2輪の軽量化とチタン製燃料タンクの開発」

<講師>5954a
株式会社本田技術研究所 二輪R&Dセンター 第一技術開発室
室長 後藤悌四郎氏

<プロフィール>
1962年 大分県生まれ、1981年本田技術研究所入社、車体設計室に配属。主に大型バイクの開発に従事。1998年から4年間の海外駐在中商品企画を担当し、帰国後大型機種の開発責任者、2014年から熊本研究所の開発室室長。2017年から朝霞研究所に戻り、全モデルの車体設計室課の室長に就き、現在に至る。


4 「最近のチタン応用製品と加工技術」

<講師>5967a
株式会社東京チタニウム
代表取締役 小澤良太氏

<プロフィール>
1980年生まれ 37歳 、2000年入社以来、『現地、現物主義』で中国、ロシア、アメリカなど世界のチタンメーカーを巡り、そこで得た知識、経験を顧客の多種多様なニーズに合わせセールスエンジニアとして活躍。営業部長へ経て、2015年より現職。


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平成29年度 第1回 次世代自動車技術講演会を開催しました (開催日:11月21日)

次世代自動車支援センター埼玉では、県内の自動車産業に関わる企業の技術力強化を支援するため、「次世代自動車技術講演会」を開催し、最新の技術情報や技術動向を紹介しています。
今回は、『自動車の将来と社会交通システムの将来展望』をテーマとし、2050年代を見据えた自動車の将来、および自動車をとりまく社会交通システムの変化についてのご講演いただきました。両講演ともに大変興味深い内容で、今後の日本のものづくりにとっても変革が求められていることを感じました。22社27人にご参加いただき、講演会終了後も数人の参加者と講師との活発な意見交換が行われました。

日時:2017年11月21日(火) 14:00~16:30
場所:新都心ビジネス交流プラザ4階 会議室C

技術講演会

講演1

「2050年を見据えた自動車の環境・エネルギー技術への提言」5861a

早稲田大学 研究院 次世代自動車研究機構
特任研究教授  大聖泰弘 氏

【プロフィール】1976年早稲田大学大学院理工学研究科博士課程修了、1985年より同理工学部教授。エンジンの燃焼技術や排気浄化、新燃料の利用技術に関する研究。EV、HEV、FCVの製作と性能評価を手掛ける。自動車技術会副会長(2004~2006年)、国際自動車学会連盟(FISITA)副会長(2008~2012年)を務める。現在、早稲田大学研究院次世代自動車研究機構にて特任研究教授。

講演2

「自動車社会の将来」
~ITS、ICT、IoT、自動運転、他の動向から考える~

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早稲田大学 環境総合研究センター
参与・招聘研究員 石 太郎 氏

【プロフィール】1969年、日産自動車(株)入社、エンジン開発に従事。1990年、米国日産自動車製造会社へ出向。1993年、日産自動車交通研究所所長、ITSや交通システムについての研究。1996年、VERTIS(現ITS Japan)へ出向、ITS世界大会など、国際関係の業務に従事。 2001年、早稲田大学環境総合研究センター、参与および招聘研究員として招聘。その後も、ITS Japanアドバイザーとして、日本のITS普及に貢献、ITS世界大会にてITS功労者表彰受賞、ITSアジア太平洋地域フォーラムにて組織委員会委員など、ITSの普及進展のために活躍されている。

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<<パンフレット>>

平成29年度 第3回 モータ・パワエレ・水素エネルギー研究会を開催しました (11月17日)

次世代自動車支援センター埼玉では、県内の自動車産業に関わる企業の技術開発力強化を支援するため「モータ・パワエレ・水素エネルギー研究会」活動を行っています。
今回のテーマは「電動パワートレインのメカトロニクス技術動向」でした。車載用モータに求められる低速域から高速域までの広範囲なトルク特性や高効率化の実現方法として、モータ技術の進化による取り組みとメカニカルなギアとの組み合わせによる方法の二つの違ったアプローチについてお話していただきました。素人でも分かりやすい説明から始まり、どちらの講演も今後期待される自動車の電動化技術として参考となる講演でした。
第1部の技術セミナーでは、32名(23社)の皆さんにご参加いただきました。第2部の研究会会員メンバーによる討論会では、さらに踏み込んだ質問やコメントなど、一部専門的な内容にも踏み込んで活発な意見交換が行われ大変有意義な研究会でした。

日時:2017年11月17日(金) 13:30~16:45
場所:新都心ビジネス交流プラザ4階 会議室A

パンフレット

第一部 <技術セミナー>

講演1

「省エネルギーで電気自動車を駆動できるモータドライブ技術」5793a

東洋大学 理工学部
教授 堺和人氏

【プロフィール】(株)東芝入社、電力・社会システム技術開発センターにて研究開発従事。2003年から横浜国立大学大学院客員教授、2010年から東洋大学教授、現在に至る。主として、制御用モータ、高効率モータ・発電機、EV用モータドライブシステム、非接触電力伝送、太陽光・風力発電、電磁気・パワエレ応用の研究に従事。平成18年度、平成25年電気学会論文賞、平成19年度日本電機工業会会長賞。

グループ講演2

「日本精工のホイールハブモータはなぜ変速機付きなのか?」5002a

日本精工(株) パワートレイン技術開発部
グループマネージャー 松田靖之氏

【プロフィール】自動車の自動運転や電動化などに対応した新商品開発を担当。特に車両運動制御に関する開発に従事。

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第二部 <技術討論会>

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「平成29年度第2回軽量化研究会」を開催しました(開催日:9月20日)

次世代自動車支援センター埼玉では、平成29年度第2回「軽量化研究会」を開催し最先端「新素材技術」について紹介しました。
産業技術総合研究所の羽鳥氏からは革新的な生産性を実現する新しい炭素繊維製造技術開発の取組について、京都市産業技術研究所の仙波氏からセルロースナノファイバー強化プラスチックについてご講演いただきました。講演後は活発な質疑応答が行われ、二人の講師から丁寧な回答を頂いて、最先端の材料技術開発についての理解を深めていただく事ができました。参加者から「プラスチック強化手法の知見が増えた」「開発の向う方向が参考になりました」などの感想が多数ありました。

今回も募集対象を軽量化研究会会員企業に限定せず一般企業にも広げて開催し、当センターの支援事業や軽量化研究会活動を紹介しました。また、講演会に先立ち、お互いのネットワーク作りに生かせるよう、参加各社の事業概要を自己紹介していただきました。休憩時間や講演終了後には参加企業間での名刺交換や講師への個別の質問など、積極的な交流が図られていました。参加者から「メーカーの自己紹介が良かった」とのコメントも頂いており、今後も継続いたします。

開催日時:平成29年9月20日(水)13:30~16:30
場所:新都心ビジネス交流プラザ4階 会議室C
参加者:26社33人

案内パンフレット


内容

1  軽量化研究会の紹介 および 参加企業紹介

次世代自動車支援センター埼玉 コーディネーター 乙部 豊5232a


2 「革新的な生産性を実現する新しい炭素繊維製造技術の開発」

<講師>5523a
国立研究開発法人産業技術総合研究所
エネルギー・環境領域 創エネルギー研究部門
副研究部門長 羽鳥浩章氏

<プロフィール>
1989年工業技術院公害資源研究所(現:国立研究開発法人産業技術総合研究所)入所。2001年~2015年エネルギー技術研究部門エネルギー貯蔵材料グループ長、総括研究主幹、副研究部門長、2015年から現職。その間、福井大学、東京大学大学院 客員教授。2011年~革新炭素繊維基盤技術開発プロジェクトに従事。


3 「セルロースナノファイバー強化プラスチック材料による構造部材の軽量化」

<講師>5531a
地方独立行政法人京都市産業技術研究所 高分子系チーム
研究副主幹 仙波 健氏

<プロフィール>
1997年,京都工芸繊維大学高分子学科卒業、京都市工業試験場に入庁。2007年京都工芸繊維大学にてポリマーブレンドの研究で博士号取得。担当分野は、プラスチック加工、プラスチック複合材料。京都市域の企業を中心に発泡成形品、歯科製品、リサイクル製品、自動車材料の研究開発に携わっている。2003年頃より京都大学生存圏研究所・矢野教授の指導を受け、CNF/プラスチック複合材料の開発を開始し現在に至る。


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平成29年度 第2回 モータ・パワエレ・水素エネルギー研究会を開催しました (9月6日)

次世代自動車支援センター埼玉では、県内の自動車産業に関わる企業の技術開発力強化を支援するため「モータ・パワエレ・水素エネルギー研究会」活動を行っています。今回のテーマは「燃料電池と水素インフラの動向について」とし、自動車のEV化が進む一方で、世界的な水素社会への進展の中で、FCVの位置づけや動向についてお話していただきました。
第1部の技術セミナーでは、52名(34社)の多くの皆さんにご参加いただき、活発な質疑応答がありました。第2部の研究会会員メンバーによる討論会でも、さらに踏み込んだ質問やコメントなど、予定時間を超過して活発な意見交換が行われました。進展する水素社会の中で、自動車メーカーのFCVへの取り組み姿勢、水素とCO2、再生エネルギーとの関係など、来るべき水素社会への展望が理解でき、大変有意義な研究会でした。

日時:2017年9月6日(水) 13:30~17:10
場所:新都心ビジネス交流プラザ4階 会議室C

パンフレット

第一部 <技術セミナー>

講演1

「Hondaにおける燃料電池自動車の開発と水素社会への取り組み」5339a

(株)本田技術研究所 四輪R&Dセンター
第5技術開発室 第3ブロック
主任研究員 小谷保紀氏

【プロフィール】1993年、本田技術研究所入社。1998年から燃料電池システム開発部門にて、燃料電池システム、燃料電池スタックの開発を担当。現在に至る。

講演2

「水素社会実現に向けた取り組みについて」5357a

岩谷産業(株) 産業ガス・機械事業本部
水素本部 水素エネルギー部
シニアマネージャー 梶原昌高氏

【プロフィール】1999年、岩谷産業入社。液体水素や水素発生装置の開発に従事、水素ステーション整備計画策定担当。2005年水素エネルギー部にて技術開発担当、2011年から企画・推進を担当、2016年から現職。工学博士。

講演3

「燃料電池タクシーや燃料電池バスの導入と水素インフラの整備」5375a

埼玉県 環境部 エコタウン環境課 創エネルギー推進担当
主査 高野善文氏

 

 

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第二部 <技術討論会>

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「平成29年度第1回軽量化研究会」を開催しました(開催日:6月28日)

次世代自動車支援センター埼玉では、ホンダの新型「NSX」開発で採用された軽量化技術にフォーカスを当て、平成29年度第1回「軽量化研究会」を開催しました。
新型「NSX」開発においては、HONDA独自の運動性能を引き出すため、軽量かつ高剛性なボディーを実現することが求められ、そのために、車体骨格構造や、材料選定、製造技術にいたるまで徹底してこだわり抜いたとのことです。今回、この新型「NSX」開発で採用された複数の素材を用いた車体技術について紹介していただきました。
また講演の前に、新型「NSX」の実車展示を行いました。間近で実車を見ることができる機会は少ないこともあり多くの参加者が見学され、大変好評でした。
今回も対象者を一般企業に広げて開催し、当センターの支援事業や軽量化研究会活動をPRしました。
また、講演会に先立ち、参加各社から自己紹介をしていただいたことでお互いの事業概要がわかり、休憩時間や講演終了後には参加企業間での名刺交換や講師への個別の質問など積極的な交流が図れたようです。

開催日時:平成29年6月28日(水)13:30~16:30
場所:新都心ビジネス交流プラザ4階 会議室C
参加者:30社46人

案内パンフレット


内容

1 軽量化研究会の進め方

次世代自動車支援センター埼玉 コーディネーター 乙部 豊5233a


2 「NSXの高機能トランスミッションケース鋳造について」

<講師>5247a
株式会社田島軽金属 営業技術本部
本部長 駒木 博氏


3    「Honda Super Sport NSX開発について」

<講師>5300a
株式会社本田技術研究所 四輪R&Dセンター
開発戦略室 技術広報ブロック
主任研究員 塚本亮司氏

<プロフィール>
1985年本田技術研究所に入社。1987年スポーツカー開発プロジェクトに参加、その後初代NSX開発に参画。1997年からS2000開発に参画し、車体系開発テスト責任者として従事。2011年から新型NSX開発の日本サイド車体開発テスト責任者として参画。現在に至る。


4 「Honda Super Sport NSXの車体軽量化の技術開発について」

<講師>5269a
株式会社本田技術研究所 四輪R&Dセンター
第9技術開発室 第1ブロック
主任研究員 松浦広和氏

<プロフィール>
2003年本田技術研究所に入社。CIVIC、FIT等のキャビン設計担当。2009年より次世代軽自動車の開発プロジェクトに参画。第一弾N-BOXの車体設計を担当。2012年から HONDA R&D America に駐在し、新型NSXの車体技術開発のテクニカルアドバイザーとして参画。2016年に帰任し、現在に至る。


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参加者からの質問にも丁寧に答えていただきました。

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平成29年度 第1回 モータ・パワエレ・水素エネルギー研究会を開催しました (6月14日)

次世代自動車支援センター埼玉では、県内の自動車産業に関わる企業の技術開発力強化を支援するため「モータ・パワエレ・水素エネルギー研究会」活動を行っています。今回のテーマは「最近のEV車両の技術動向とバッテリー技術動向について」とし、2件の講演をお願いしました。
第1部の技術セミナーでは、予想を超えて56名(34社)のご参加をいただきました。講演1では、日産自動車(株)の今後のクルマ方向性と新型ノートで採用されたe-Powerについてご説明いただき、講演2では、車載用電池の業界動向と今後の展望について、海外状況を含めてご説明いただきました。どちらも大変興味深い内容で好評でした。
また、講演会場の片隅に、かつて当センターにて実施した車両分解研究会で分解したバッテリーも展示しました。
第2部の研究会会員メンバーによる討論会では、さらに踏み込んだ質問やコメントなど、予定時間を超過して活発な意見交換が行われ大変有意義な研究会でした。

日時:2017年6月14日(水) 13:30~17:15
場所:新都心ビジネス交流プラザ4階 会議室A

パンフレット

第一部 <技術セミナー>

講演1

「日産インテリジェント・モビリティ」
~日産が考える今後のクルマの方向性~

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日産自動車(株) 渉外部
担当部長 堀江浩史氏

【プロフィール】日産自動車入社後、FF車の車両/プラットフォーム開発を担当。1997年からデトロイトに駐在、米国専用ミニバン/ピックアップトラックの車両計画を担当。2004年から、栃木実験部でムラーノ、ティアナ、エルグランドの車両商品性主担として車両性能統括を担当。2008年から、EV先行開発部主担としてEV先行車両開発を担当。2009年から渉外部にてEV/FCV関連渉外業務を担当。

講演2

「自動車の電動化加速に伴う電池業界の動向と今後の展望」
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名古屋大学 未来社会創造機構 客員教授
兼 エスペック(株) 上席顧問 佐藤登氏

【プロフィール】本田技研工業入社後、材料技術と電池技術の研究開発に従事。その後、電池研究室創設。2004年、韓国サムスンSDIに移籍、中央研究所にて技術経営に従事、その後本社経営戦略を担当。2013年から名古屋大学客員教授、およびエスペック(株) 上席顧問、現在に至る。工学博士。

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第二部 <技術討論会>

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「埼玉県新技術・新工法展示商談会 in SUBARU」を開催しました

次世代自動車支援センター埼玉では、自動車産業部会会員企業の革新的技術等を紹介する冊子「埼玉の技」を作成し、自動車メーカー等とのビジネスマッチングに役立てています。
本展示会は、「埼玉の技(2016年版)」を株式会社SUBARU様の関係部署で閲覧し、関心の高い技術を保有する企業を厳選してもらう逆指名方式で実施しました。
事前に株式会社SUBARU様より出展企業に対し、ニーズ説明会を行い、関心事項などを提示してもらい、出展企業と展示パネルの内容について十分に摺り合わせした上で、展示を実施したものです。
当日は予想を超え、多くの方にご来場いただきました。会場内では、ブースに訪れる来場者に対し、自社製品や独創的な工法を積極的にPRし、常に熱気に満ち溢れておりました。
来場者アンケートをみると、「試作品等たくさん準備されており、パネルと併せて読むことで理解がしやすかった。」、「各分野でそれぞれ独自の技術を極めていること驚きだった。」「ぜひ定期的に技術提案をいただきたい」などの感想を多数いただきました。
今回は展示パネルの内容を開催1か月前から専用HPにて公開し、出展企業からは「来場されている方が目的を明確に持ってきている方が多く、事前にかなり情報を得ているので話が早かった。試作依頼を受けた」、「今までの展示会の中で一番の盛況でした。」などのお礼を多数いただきました。

開催日時:平成29年6月8日(木) 10:00~16:00
開催場所:株式会社SUBARU 群馬製作所 本工場 西本館 3階大ホール
373-8555 群馬県太田市スバル町1-1
出展企業:「埼玉の技(2016年板)」からSUBARU様が希望する14社
来場者数:365人

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開会式 (公財)埼玉県産業振興公社
理事長 織田秀明
開会式 埼玉県産業労働部
副部長 石川英寛
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開会式 (株)SUBARU
調達本部 調達企画部 部長 棟田和幸様
開会式 (株)SUBARU
第一技術本部 部長 佐瀬秀幸様
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展示会場内 展示会場内
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展示会場内 展示会場内