公社では、埼玉県が整備をしている「SAITAMAロボティクスセンター(仮称)」の令和8年度末の開所に先駆け、ロボット開発に関わる多様な主体が協働してロボット開発や社会実装を促進することを目的に、セミナー及び研究会を開催しています。
今回の研究会では、建設・点検分野におけるロボットの開発・導入事例のご紹介や、ロボット開発のきっかけとなる講演及びワークショップを実施します。また、公社コーディネーターによる継続的なマッチングフォローアップを行い、プロジェクトの創出を目指します。
【募集チラシ】令和6年度埼玉ロボネット分野別研究会(建設・点検編)
研究会の概要
【日 時】
令和7年1月17日(金) 13:30~16:30
【場 所】
新都心ビジネス交流プラザ4階
(さいたま市中央区上落合2-3-2) JR北与野駅前
【対 象】
埼玉県ロボティクスネットワーク(略称:埼玉ロボネット)に入会済みのロボット開発関連企業、ロボット開発に関心のある企業、建設・点検に関係する事業者等
※埼玉ロボネットに未入会の方は事前にご登録をお願いします。未入会の方はご参加いただけません。予めご了承ください。
→ご登録はこちらから(埼玉県のホームページにつながります)
【定 員】
25名
■講演 13:30~14:35
1 「ゼロからイチを創り出す。自動車部品メーカーの挑戦「作業支援ロボットSUPPOT」開発の軌跡と展開」 13:35~14:05
株式会社ソミックトランスフォーメーション
SUPPOT生産室 室長 長坂 智 氏
【 内容 】
ゼロからイチを創り出す挑戦の軌跡と、その事業展開について現場活用例を交えてご紹介します。現在、さらなるバージョンアップを目指し、オプション・サービスの拡充(高い牽引力を活かし台車を連結して運搬量増加、メンテナンス充実により安心した継続利用など)に向けて、企業との連携を考えています。
2 「水路トンネル調査ロボット Tunnel-Rover®の開発」 14:05~14:35
西松建設株式会社
技術研究所 先端技術グループ 主任 本山 昇 氏
【 内容 】
水路トンネルの覆工表面の点検作業を省力化・効率化するため、トンネル内を自律走行し、壁面を連続撮影するロボットを開発。撮影画像は画像処理ソフトによってひび割れを自動検出することができ、現場での目視点検から調査結果の整理までシステム化を可能とした、調査ロボットについてご紹介します。また、新規開発等に向けて、クローラ式ロボット(本ロボット)の分割・小型化を得意とされる企業との連携を検討しています。
■ワークショップ 14:45~16:00
登壇者を中心に複数グループに分かれ、ファシリテーター主導のもと、ロボット開発に繋がるご意見・アイデア出しや、企業間連携の円滑化などに関するディスカッション等を行なっていただき、参加者同士の情報交換を図ります。
■名刺交換会 16:00~16:30
ご登壇者や他の参加者の方とご自由に交流いただけます。公社コーディネーターも交り、参加者同士の交流をサポートします。
【研究会の申込】
お申し込みは【こちらからお願いいたします】(Google フォームに繋がります)
※申し込み締切:1月15日(水)定員となりました。
※お申込みはキャンセル待ちで承ります。
■主催/お問合せ先
公益財団法人埼玉県産業振興公社 技術開発支援グループ
TEL 048-711-6870 E-mail robo@saitama-j.or.jp