台湾技術交流会:環境機器を開催しました。

台湾はかって急速な工業化により深刻な環境汚染、自然環境破壊などを招きましたが、現在では環境政策が進み、クリーンなイメージを高め国際的な信頼感を醸成しています。今では、再生可能エネルギー産業を始めとする環境技術商品を開発し、海外市場を開拓するなど、新しい成長産業を育成する積極的な取り組みを行っており、高度で精密な技術を持つ日本企業にとっては、ビジネスチャンスとなります。こうした状況を踏まえ、下記のとおり環境機器関連企業などを訪問して、技術交流会を実施いたしました。

開催期間

2019年3月11日(月)~3月13日(水)

訪問台湾企業

①鴻鈞機電工程股扮有限公司(苗栗県)
②中貿有限公司(台北市)
③威燁實業有限公司(新北市)
④世紀貿易股扮有限公司(新北市)
⑤WINWELL(新北市)
⑥旭日金属有限公司(台北市)

埼玉県企業

株式会社アキュレイト(越谷市)
アロハガス株式会社(羽生市)
株式会社キットセイコー(羽生市)
三協精密工業株式会社(羽生市)

写真

お問い合わせ先

海外ビジネス支援グループ(埼玉国際ビジネスサポートセンター)

〒330-8669 埼玉県さいたま市大宮区桜木町1-7-5 大宮ソニックシティビル10F

TEL. 048-647-4156FAX. 048-645-3286

メール: sbsc@saitama-j.or.jp

「ICT活用セミナー 小さな会社必見!クラウドツールでここまでできる業務効率化~いまさら聞けない、クラウドの基礎知識と業務への活用~」を開催しました。(開催日:3月11日(月))

ICT活用アドバイザーの石飛朋哉から、第1部では導入事例のケーススタディーを通じ、非効率になっている原因について紹介しました。第2部ではクラウドとはどういうものか、その特徴や導入時の注意点について解説し、第3部ではクラウドを使い業務効率化を進めるにあたり、改善の手順や注意点そしてコツなどについて説明しました。

開催結果

日時

平成31年3月11日(月) 14:30~16:30

対象

埼玉県内の商業・サービス業の経営者等

会場

大宮ソニックシティ 6階 604会議室(さいたま市大宮区桜木町1-7-5)

参加人数

26名

主催

公益財団法人 埼玉県産業振興公社

参加費

無料

概要

テーマ:小さな会社必見!クラウドツールでここまでできる業務効率化 ~いまさら聞けない、クラウドの基礎知識と業務への活用~
講師: ICT活用アドバイザー 石飛 朋哉

当日の様子

 


お問い合わせ先

企業支援グループ

〒330-8669 埼玉県さいたま市大宮区桜木町1-7-5 大宮ソニックシティビル10F

TEL. 048-647-4085FAX. 048-645-3286

メール: desk@saitama-j.or.jp

平成30年度第4回埼玉県プロフェッショナル人材戦略セミナーinさいたまを開催しました【2月14日(木)】

埼玉県プロフェッショナル人材戦略拠点では、経営課題解決に必要な人材や会社を支える人材等、企業成長につながるプロフェッショナル人材(中核人材)の採用支援を行い、県内中堅・中小企業の企業発展をサポートしています。
本セミナーでは、プロフェッショナル人材戦略拠点を利用して人材を採用した株式会社シバサキ製作所代表取締役社長柴崎 亮二氏から、プロフェッショナル人材戦略拠点を利用された経緯や実際に採用に至るまでのプロセス等についてお話しいただきました。
また、早稲田大学ビジネススクール教授山田英夫氏から、競争しない競争戦略として、リーダー企業とは戦わないニッチ戦略と、大企業のバリューチェーンに入り込む又は大企業機能を代替・追加する共生戦略について、実例を交えてお話しいただきました。

【開催結果】

日 時

平成31年2月14日(木曜日) 14時00分から16時30分まで

会 場

ソニックシティ 国際会議室(さいたま市大宮区桜木町1-7-5

参加人数

県内中小・中堅企業 経営者、経営幹部、人事責任者など 122名

主 催

公益財団法人埼玉県産業振興公社(プロフェッショナル人材戦略拠点)

概 要

(1)プロフェッショナル人材戦略拠点について
公益財団法人埼玉県産業振興公社
埼玉県プロフェッショナル人材戦略拠点 マネージャー 北風 良雄

(2)プロフェッショナル人材戦略拠点活用事例紹介
株式会社シバサキ製作所 代表取締役社長 柴崎 亮二氏

(3)講演「競争しない競争戦略
早稲田大学ビジネススクール教授 山田 英夫氏

参加者の感想

・人材採用のことなど、入社した後の話しも聞け、とても良い講演でした。
・柴崎社長のお話に対して、良い勉強をさせていただきました。コミュニケーションの大切さを感じました。
・山田先生のお話は大変分かりやすく、目から鱗が落ちる連続でした。         など

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【埼玉県次世代住宅産業プロジェクト】製品発表会を開催しました!(開催日2月26日(火))

2月26日(火曜日)、新都心ビジネス交流プラザにて「埼玉県次世代住宅産業プロジェクト 製品発表会」を開催しました。
今回の発表会では、開発が完了した4アイテムと、これまでに開発した「地中熱冷暖房・給湯システム」等の商材を紹介し、ZEHの普及を進める経済産業省、環境省、国土交通省の各省より各種補助金など、平成31年度実施予定の各種支援施策について説明いたしました。

埼玉県産業振興公社では、埼玉県先端産業創造プロジェクトの一環として、県内中小企業の次世代住宅(スマートハウス)産業への参入を促進することを目的に「埼玉県次世代住宅産業プロジェクト」を推進しています。

詳しくはこちら

開催概要

開催日時・場所

2月26日(火曜日) 13:00~17:00
新都心ビジネス交流プラザ 4階会議室
(さいたま市中央区上落合2-3-2 埼京線北与野駅下車 徒歩1分)

プログラム

1.ZEH関連支援施策の概要案内
経済産業省 資源エネルギー庁 省エネルギー課
環境省 地球温暖化対策課
国土交通省 住宅生産課

2.開発プロジェクトの概要紹介
(公社先端産業コーディネータ 小笠原 均郎)

3.H29~30開発製品の紹介
(1)自然エネルギー運用技術と連動する省エネ装置
(2)高効率マルチ出力電源装置
(3)太陽光・熱ハイブリッド型パネル
(4)高効率床暖房システム

4.H26~28開発製品の紹介
(1)直接膨張式地中熱冷暖房・給湯システム
(2)地中熱の地域面的活用システム
(3)木質系断熱材
(4)EMS(省エネ住宅設計支援システム)

5.ポスターセッション(名刺交換・商談タイム)

住宅の建設や施工に携わる事業者の皆様や、技術開発に関心をお持ちの企業の方など80名を超える方々にお集まりいただき、好評のうちに発表会を終えることができました。
また、ポスターセッションでは活発な意見交換が行われていました。

平成30年度 第6回 IoT普及セミナーを開催しました【開催日:2月14日(木)】

公益財団法人埼玉県産業振興公社では、主に埼玉県内の中小製造業がIoTを活用する際に参考となる情報を提供するため、IoT普及セミナーを開催しました。第一部では、IoT・AIの基礎的な解説(IoT・AIの仕組み、製造業でのIoT・AI活用例など)について講演しました。第二部では、IoTシステムを導入した埼玉県内の中小製造業2社より、IoTシステムを導入したきっかけや成果、これからの課題など、生でしか聴けない内容の講演をしていただきました。参加者からは「自社のIoT化をより進めなければいけないとモチベーションアップになりました。」「初心者には有効であると感じました。他の者にも参加させたいと思います。」などのコメントをいただきました。

パンフレット

開催日時等

日時:2019年2月14日(木)13:30-16:40(※13:00~13:30 IoT事例動画を放映しました。)
会場:寄居町中央公民館 2階会議室C
対象:埼玉県内の中小企業経営者・実務者等
参加人数:44名(29社)
参加費:無料
※IoT事例動画はこちらで視聴できます。

内容

(第1部)

「IoT活用からAI活用へ、製造業のIoT化はフェーズ2へ」
~IoT・AIの基礎知識の習得と実践活用の方向性~
<講師>
公益財団法人埼玉県産業振興公社
新産業振興部 IoT・技術支援グループ IoTコーディネータ 山脇 隆司
<概要>
IoT化の普及は、今も加速度的に進んでいます。最近は、AIを絡めたIoT化を目指す企業も増えており、今まで以上にIoT・AI活用を意識していく必要があります。講演では、IoT・AIの基礎から、最近の活用の方向性について説明します。

(第2部) 「IoTを導入した県内中小製造業による事例発表」

「10万円以下でIoT導入が出来た!?工作機械の運転状況自動通知システム」
<講師>
株式会社東京チタニウム 専務取締役 小澤健太 氏
<概要>
昨今、中小企業でもIoT等が必要とされつつある中、当社が取組んだ『身の丈に合ったIoT』。社員の負担軽減・ムダな時間の削減・生産性の向上をテーマにウォータージェット切断機による運転状況自動通知システム(IoT)の検討~導入・検証~活用~継続までの事例を紹介します。

「IoT活用による稼働監視と生産管理システム」
<講師>
株式会社新井精密 代表取締役社長 新井利幸 氏
<概要>
中小企業の製造業におけるIoTの活用について、「設備の稼働監視」・「生産管理」の2種類のシステム導入を行った結果として、「情報の見える化」・「データの蓄積及び分析」などの導入成果や、運用を行う中で浮かび上がった今後の課題について解説を行います。

当日の様子

公益財団法人埼玉県産業振興公社
IoTコーディネータ 山脇 隆司
講義に熱心に耳を傾ける参加者
株式会社東京チタニウム
専務取締役 小澤健太 氏
株式会社新井精密
代表取締役社長 新井利幸 氏
メール案内のご登録について

IoT普及セミナー、その他IoTイベントの募集については、メールでもご案内しております。
ご希望の方は申し込みフォームにご記入ください。

(公財)埼玉県産業振興公社

新産業振興部 IoT・技術支援グループ

〒338-0001 埼玉県さいたま市 中央区上落合2-3-2 新都心ビジネス交流プラザ3階

TEL. 048-621-7051FAX. 048-857-3921

メール: iot@saitama-j.or.jp

彩の国ビジネスアリーナ2019 グローバルゾーンへの出展支援をしました (開催日:1月30日(水)・31日 (木))

公社海外ビジネス支援グループでは、1月30日~31日に開催された彩の国ビジネスアリーナ2019において、台湾企業、台湾の産業支援機関、ベトナム大使館、タイ王国工業省などの駐日外国公館などが出展するグローバルゾーンを設置し、出展支援を行いました。特に、今年度の目玉として国内の海外人材活用、採用関連支援機関も招へいし、来場者、出展者の課題解決の一助となるためのブースも設置しました。海外ビジネス支援グループが出展に関する事前準備から展示会当日の商談まできめ細かい支援を行うとともに台湾企業と商工団体出展企業とのマッチングもアレンジしました。

また、展示期間中に、グローバルゾーンブースでは、海外ビジネスのアドバイザーを配置し、海外ビジネスに関する相談も行いました。

【グローバルゾーン開催概要】

会期・会場

会期:平成31年1月30日(水)10:00~18:00
     31日(木)10:00~17:00(2日間)
会場:さいたまスーパーアリーナ (埼玉県さいたま市中央区新都心8番地)
   ブース番号 E19~E26・E59~E66

出展企業

台湾、タイ、ベトナムの企業・団体及び海外人材活用・採用支援機関
詳細は出展企業一覧(PDFが開きます)をご覧ください。

展示会風景写真

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お問い合わせ先

海外ビジネス支援グループ(埼玉国際ビジネスサポートセンター)

〒330-8669 埼玉県さいたま市大宮区桜木町1-7-5 大宮ソニックシティビル10F

TEL. 048-647-4156FAX. 048-645-3286

メール: sbsc@saitama-j.or.jp

創業・ベンチャー支援センター埼玉 非常勤事務員(女性創業支援事務スタッフ)の募集について

募集内容

埼玉県産業振興公社では、創業・ベンチャー支援センター埼玉で主に女性の創業支援に関する業務を行う非常勤事務員を公募します。
状況に応じて、柔軟に業務に取り組んでいただける方のお申し込みをお待ちしております。
 
● 区 分
 非常勤事務員
● 募集人数
 1名
● 職務内容
 詳細は「非常勤事務員募集案内」(PDF)をご覧ください。
● 勤務場所
 公益財団法人埼玉県産業振興公社 北与野事務所
 さいたま市中央区上落合2-3-2 新都心ビジネス交流プラザ3F
● 任用期間
 2019年4月1日~2020年3月31日
 ※勤務状況、能力等により更新になる場合があります。
● 応募資格・勤務条件等
 詳細は「非常勤事務員募集案内」(PDF)をご覧ください。
● 申込方法
 下記応募書類(様式1~様式2)に必要事項を記入し、
 特定記録郵便で下記の応募・問合せ先へ送付してください。
 ※封筒の表に「非常勤事務員採用選考申込書」と朱書きしてください。
● 受付期間
 2019年3月11日~2019年3月19日 ※2019年3月19日(火)必着
 

公募要領・応募書類

・非常勤事務員募集案内 (PDF)
・[様式1]履歴書 (Word)
・[様式2]エントリーシート (Word)
 

応募・問合せ先

公益財団法人埼玉県産業振興公社 創業支援グループ 有海・倉崎
〒330-8669 さいたま市中央区上落合2-3-2 新都心ビジネス交流プラザ3F
電 話 048-711-2222
FAX 048-857-3921

→創業・ベンチャー支援センター埼玉公式ホームページはこちら

ホームページリニューアルのお知らせ

公益財団法人埼玉県産業振興公社は、この度ホームページをリニューアルいたしましたので、お知らせいたします。

ホームページのリニューアルに伴い、ページのURLが変更になっている箇所もございます。ブラウザの「お気に入り」「ブックマーク」などに登録されている場合は、お手数ではございますが、新しいURLへの変更をお願いいたします。
一例として・・・
 〇海外グループ
  <変更前>http://www.saitama-j.or.jp/shinbunya/
  <変更後>https://www.saitama-j.or.jp/overseas/

 〇月刊誌「アクセス埼玉」のご案内
  <変更前>http://www.saitama-j.or.jp/so-dan/category/print/
  <変更後>https://www.saitama-j.or.jp/access_top/

 〇書籍「現場改善 ムダ取りの基本シリーズ」
  <変更前>http://www.saitama-j.or.jp/so-dan/so_print/
  <変更後>https://www.saitama-j.or.jp/so_print/

※この他にもページのURLが変更になっている箇所がございます。
 お探しのページが見つからない場合には、サイト右上の検索機能をご利用ください。
 お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

【主な変更点】

・より探しやすく、使いやすいホームページを目指して、デザインやメニュー構成を見直しました。
・お知らせをわかりやすく分類し、募集状況や担当部署ごとで情報を絞り込める機能を設けました。
・スマートフォンなど、モバイル端末からの閲覧にも対応しました。
・より一層安全にご利用いただけるよう、全てのページで常時SSL化を実施しました。

今後も多くの皆様にご利用いただけるよう、内容のさらなる充実化を図り、より活用しやすい情報提供を行ってまいりますので、宜しくお願いいたします。

新しくなったホームページをご利用いただくにあたり、お気づきの点がございましたら、以下までご意見をお寄せください。
総務企画部 研修・情報グループ   

「平成30年度第4回軽量化研究会」を開催しました【開催日:2月12日(火)】

次世代自動車支援センター埼玉が主催する「軽量化研究会」では、次世代自動車の重要課題である車両の軽量化をテーマとして、最新の技術情報や先進企業の取り組みなどを紹介しています。
本年度4回目の研究会では、「軽量」「高強度」「高剛性」といった特性を有し、航空宇宙、スポーツ、自動車など様々な分野の製品で使用されている炭素繊維強化プラスチックを取り上げました。
日産自動車株式会社第三製品開発部の熊本 隆担当部長は自動車の軽量化動向とマルチマテリアル化におけるCFRP適用時の課題と今後の展望について解説。金沢工業大学の鵜澤 潔教授には、ハイサイクル成形を可能にするスタンパブルシートや航空機主構造部材への高耐熱性樹脂CF-UDプリプレグなど、近年の開発動向について紹介していただきました。
アンケートの回答では「大変満足」または「満足」の合計が100%となりました。
<パンフレットはこちら>

<テーマ>

「炭素繊維強化プラスチックの開発動向と自動車への適用」―CFRTPへの期待―

開催日時:平成31年2月12日(火)13:30-16:30
場  所:新都心ビジネス交流プラザ4階 会議室C
参加者 :37社44名

 

研究会 次第

1  軽量化研究会の紹介 および 参加企業紹介

次世代自動車支援センター埼玉 技術開発コーディネーター 乙部 豊


2 「自動車のマルチマテリアル化におけるCFRPの動向と今後への期待」

<講師>日産自動車株式会社 第三製品開発部 担当部長 熊本 隆 氏


3 「CFRTPの基材開発の動向と応用」

<講師>金沢工業大学 教授 鵜澤 潔 氏


講演者プロフィール

【 熊本 隆 氏 】
日産自動車株式会社に入社後、世界初高延性1.2GPa超ハイテン材開発をはじめ、アルミ、CFRP等の車両軽量化材料技術開発を推進。材料技術部長、車体技術開発部長を経て現職にてRenault・日産アライアンスの車両軽量化技術開発を担当。

【 鵜澤 潔 氏 】
1985年から株式会社本田技術研究所栃木研究所にて新車開発に従事。1987年から株式会社ジーエイチクラフトにて複合材料によるヨット・自動車・航空機部品等の開発試作に従事。2003年から東京大学、2012年から金沢工業大学にて複合材料の研究および産学官連携活動に従事。2013年、金工大ICC所長、現在に至る。

当日の様子

次世代自動車支援センター埼玉
技術開発コーディネータ 乙部 豊
日産自動車株式会社 第三製品開発部
担当部長 熊本 隆 氏
金沢工業大学 教授 鵜澤 潔 氏 熱心に耳を傾ける参加者

平成30年度 第4回 モータ・パワエレ・水素エネルギー研究会を開催しました【開催日:2月6日】

日時:2019年2月6日(水)13:30~17:00
場所:新都心ビジネス交流プラザ4階 会議室C

次世代自動車支援センター埼玉では、県内の自動車産業に関わる企業の技術開発力強化を支援するため「モータ・パワエレ・水素エネルギー研究会」を開催しております。
近年、EVやハイブリッドなどさまざまな方式の自動車が実用化されていますが、今回の技術セミナーでは、「最新のパワエレ技術」をテーマに2名の講師を迎え、「自動車電動化コンポーネント技術の要点と将来課題」と「WBGパワー・デバイスを使用した短時間過負荷対応モジュール」について講演していただきました。
日立オートモティブシステムズ株式会社の宮崎英樹主管技師は、電動化コンポーネントであるモータ・インバータ・バッテリと、関連する制御・充電器等の技術に関し要点を紹介し、将来のコンポーネントが目指すシステム指向・モジュール化に向けた課題を議論。サンケン電気株式会社の谷澤秀和氏には、同社が着目している短時間過負荷に対応した小型なパワーモジュールの技術や熱解析技術などを紹介していただきました。
第一部の技術セミナーには、47名(32社)が参加。アンケートでは、特に参考になった情報として「電動化コンポーネントのモジュール化」「SiとSiCの性能・機能の比較が数値データで示されていたため、分かりやすかった」などが挙げられました。

<パンフレット>

第一部 <技術セミナー>

講演1

「自動車電動化コンポーネント技術の要点と将来課題」


日立オートモティブシステムズ株式会社
パワートレイン技術開発部
主管技師 宮崎 英樹 氏
【プロフィール】1983年、株式会社日立製作所日立研究所に入社。インバータの回路・デバイスの技術を研究し、家電・産業・電力・自動車の分野でインバータ製品の開発に従事。2011年、日立オートモティブシステムズ株式会社に異動し、現在まで電動化の先行開発に従事。モータ・インバータ技術と共に、制御・ソフト、モデリングなどの技術開発に携わる。

講演2

「WBGパワー・デバイスを使用した短時間過負荷対応モジュール」


サンケン電気株式会社
プロセス技術統括部
谷澤 秀和 氏

【プロフィール】2004年、サンケン電気株式会社に入社後、パワー半導体のパッケージ設計に従事。2012年よりNEDOプロジェクトに参加し、SiC高温実装技術の研究に従事。現在はSIP(戦略的イノベーション創造プログラム)に参加。

第1部の様子


座長                                                 会場の様子
次世代自動車支援センター埼玉
技術開発コーディネータ
大和 明博

第二部 <技術討論会及び研究会会員企業の得意技紹介>