埼玉県及び埼玉県産業振興公社では、県内中小企業のロボット開発や社会実装への取組を支援するため、ロボット産業への参入に関心を持つ企業向けに、ロボット開発におけるステージを「参入」「開発・改良」「製品化・事業化」の3つに分け、それぞれに焦点を当てたセミナーを開催しています。
今回は、「開発・改良編」として、ロボットの開発・改良に取り組む企業にピッチ形式でご発表いただきました。
開催報告概要
1 日時
令和7年10月24日(金)13:30~16:30
2 会場
渋沢MIX(さいたま市大宮区吉敷4-262-18 ekismさいたま新都心5階)
3 参加者数
48名
4 主な内容
▶基調講演 13:40~14:20
「危険作業ロボットZIZAIの開発・社会実装について」
日本信号株式会社 DXインフラ機器技術部
課長 鉛 博瑛 氏
【内容】
西日本旅客鉄道、立命館大学発ベンチャー人機一体と3社で共同開発した危険作業ロボットZIZAIの開発背景、経緯、内容、現状、展望の説明を通して、これからよりよい開発・改良を
進める上での課題についてご紹介いただきました。
■ニーズ発表(14:20~16:30)
① 「小ロットでの型化(金属、樹脂)対応が可能なパートナーの探索」(14:20~14:40)
日本信号株式会社 DXインフラ機器技術部 課長 鉛 博瑛 氏

小ロットでの型化(金属、樹脂)対応が可能な企業様との連携についてご発表いただきました。
② 「ドローンの社会実装に向けたパートナー企業の探索」(14:50~15:10)
イームズロボティクス株式会社 代表取締役 曽谷 英司氏

ドローンの社会実装に向けたパートナー企業様との連携についてご発表いただきました。
③ 「放熱性UP・軽量化に向けた高機能性樹脂を使用してのロボット開発パートナーの探索」(15:10~15:30)
帝人株式会社 樹脂営業部門 開発営業部 開発営業2課 大矢 貴洋氏

放熱性UP・軽量化に向けた高機能性樹脂を使用してのロボット開発企業様との連携についてご発表いただきました。
④ 「ロボットハンドや空中搬送システムにおける開発・販売パートナーの探索」(15:40~16:00)
ダブル技研株式会社 代表取締役 和田 始竜氏
ロボットハンドや空中搬送システムにおける開発・販売企業様との連携についてご発表いただきました。
⑤ 「検証から拡大へ ― ロボット活用とシナジー効果で広げる共生の未来」(16:00~16:20)
ヒトトロボソリューション株式会社 代表 福島 康人氏
ロボット活用とシナジー効果で広げる共生の未来について
ご発表いただきました。
〇 「マッチング商談会へのエントリー方法について」(16:20~16:30)
12月上旬開催予定のマッチング商談会(「ロボット関連技術PRカード」を活用)へのエントリー方法について説明を行いました。
5 対象
・ロボット開発、改良のパートナーを探している企業
・開発、改良における技術マッチングを希望される企業
・ロボット活用予定企業 など
6 参加費
無料
7 主催
埼玉県、公益財団法人埼玉県産業振興公社
お問い合わせ先
新産業振興部 技術開発支援グループ
〒338-0001 埼玉県さいたま市中央区上落合2-3-2 新都心ビジネス交流プラザ3F
TEL. 048-711-6870 FAX. 048-857-3921
メール: robo@saitama-j.or.jp


