公社では、マテリアル技術を活用した新たな製品の開発や社会実装を支援しており、この一環でセミナーを開催します。
金属3Dプリンターは、複雑形状だけでなく、組織制御に基づく高機能化が可能です。このため、軽量化や耐熱化等を実現する合金・マルチマテリアルの開発や、多くの市場で様々な活用が期待されます。本セミナーでは、この分野の先頭に立っておられる講師の方々に、最新研究、開発事例、活用事例を語っていただきます。
【募集チラシ】金属3Dプリンタ―を活用した先端材料セミナー チラシはこちら
セミナーの概要
【日 時】
令和7年9月5日(金) 13:30~17:15 (13:00開場)
【場 所】
新都心ビジネス交流プラザ4階
(さいたま市中央区上落合2-3-2) JR北与野駅前
【対 象】
○金属3Dプリンターの活用や開発に興味のある事業者の方
○軽量化や高機能材料に興味のある事業者の方
○自動車/航空/医療/ロボット/その他製造業の方
【定 員】
先着40名様 ※参加費 無料
■講演 13:30~16:50
【基調講演】
1 金属3Dプリンターを用いた高機能材料・部材の開発
東北大学 金属材料研究所
准教授 山中 謙太 氏
【 内容 】
金属3Dプリンターは複雑形状の造形だけでなく、組織制御に基づく高機能化が可能である。
本講演では、自動車への応用が期待されるマルチマテリアル部材の造形をはじめ、金属3Dプリンターに関する研究開発の最新動向を紹介する。
【開発事例】
2 金属3D造形用銅合金ワイヤー開発の状況
三芳合金工業株式会社 製品開発課
新井 真人 氏
【 内容 】
創業84年の特殊銅合金一筋のメーカーとして、各種特殊銅合金素材を製造しており、2019年より金属3D造形用銅合金材料の検討を進めてきた。今回は、金属3D造形用向け銅合金ワイヤー材の開発状況や今後の可能性について説明する。
【活用事例】
3 航空エンジン部品への金属3Dプリンティング技術の適用紹介
株式会社IHI OB
服部技術士事務所
工学博士・技術士 服部 博 氏
【内容】
航空エンジンの仕組みと各部材の機能、部品材料に要求される材料特性より、航空エンジン部品への金属3Dプリンティング(AM;Additive Manufacturing)材料適用のニーズと期待される各種特性、実適用事例を紹介する。
■名刺交換会 16:50~17:15
ご登壇者や他の参加者の方とご自由に交流いただけます。コーディネーターも交り、参加者同士の交流をサポートします。
【セミナーのお申込み】
お申込みは【申し込みフォームからお願いします】
※申込締切:9月3日(水)
■お問合せ先
公益財団法人埼玉県産業振興公社 技術開発支援グループ
TEL 048-711-6870 E-mail sentan@saitama-j.or.jp