【募集中】大学シーズマッチング in 埼玉県立大学 ~県立大の研究成果を社会に活かす~ ※動画オンライン配信
大学・研究機関が有する先進的な研究・技術シーズと企業との連携を促進し、新たな製品・技術開発を目指す大学シーズマッチングを開催します。
今回は、“埼玉県立大学”のシーズをご紹介します。 |
| 「県立大学を詳しく知りたい」「講演内容を聞いてみたい」「最新の研究を知りたい」「大学の技術を自社の事業に活かしたい」、このようなお考えの企業の皆さまは、ぜひお気軽にお申し込みください。1講演の視聴も可能です。 |
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■配信期間
令和7年12月9日(火)~12月24日(水) 16日間視聴できます
■受講方法
YouTubeを利用した視聴者限定配信です。(事前の聴講申込が必要です)
録画された講演を視聴いただきます。視聴時間は1講演10分~15分です。
申し込みされた方へ、開催日の前日までに視聴用URLをメールでお知らせします。
■申込期限
随時受付中
■開催プログラム
【サマリー】
大学紹介 ~健康を科学する埼玉県立大学~
研究開発センター 教授 濱口 豊太 氏
本学は看護、リハビリテーション、健康福祉の分野で、地域とのつながりを重視し、学術と実学の両立、高度な検査・計測設備を強みに、医療・産業・スポーツの現場で活用される新製品・新サービスの開発、さらに企業活動そのものに必要不可欠な健康増進・健康経営の推進に貢献しております。皆様と力を合わせ、新たな価値を創造し、社会に実装していく未来への第一歩を共に歩めることを楽しみにしております。 |
【セッション1】
健康経営で企業価値を高める ~従業員の健康は企業のチカラ~
従業員の健康は企業の生産性向上の鍵です。科学的な分析に基づく健康経営の実践で、人材獲得・離職防止・業績向上を実現しませんか。貴社の課題に合わせたサポートをご提案します。
第1講演
「健康経営は生産性向上のカギ」
健康開発学科 准教授 津野 陽子 氏
健康経営とは、従業員の医療・健康問題を経営課題と捉え、健康と生産性の両方を同時にマネジメントする手法です。「生産性」という言葉が出ると経営者は黙っていられないのではないでしょうか。健康経営における生産性とはプレゼンティーイズム(体調不良時の勤務)とアブセンティーイズム(病欠)を指標とします。企業・組織特有の健康課題を見える化し、どの健康リスクと生産性が関連しているか分析することから健康経営の取り組みは始まります。 |
■利用が期待される用途
・製造業、サービス業、医療福祉業全般 |
第2講演
「働く人のメンタルヘルスを守るCREW」
看護学科 准教授 澤田 宇多子 氏
近年、リモートワークの定着など、働き方のスタイルは多様化しています。一方、それに伴う労働者間のコミュニケーションやサポートの希薄化は、心身の健康の低下を招くことが明らかとなっており、対応が課題です。CREWプログラムは、労働者間のコミュニケーションの改善と促進を図ることで、メンタルヘルスの維持・向上が期待されるプログラムです。対面またはオンラインで実施でき、企業のニーズに合わせたご提案が可能です。 |
■利用が期待される用途
・製造業、サービス業、医療福祉業全般 |
第3講演
「ライフステージに応じた働く女性の健康支援」
理学療法学科 准教授 須永 康代 氏
働く女性世代は、ホルモンの変動による影響を受けやすい時期です。妊娠・出産期,そして閉経を迎える更年期・老年期は身体機能が著しく変化するため、腰痛や尿失禁、転倒などのリスクが高まります。各年代で姿勢や動作を運動学的・力学的に解析し身体負担を客観的に評価することで適切な身体の使い方や運動の指導などが可能となり、症状の予防・改善につながります。女性の生涯にわたる健康増進は、健康経営の視点からも重要です。 |
■利用が期待される用途
・製造業、サービス業、医療福祉業全般 |
【セッション2】
人の機能を可視化 ~健康を増進する新たな価値を創出~
普段、自然に行っている動作や呼吸などにも理屈があります。本学が保有する精密な測定機器によって、この理屈を可視化し理解することによって、作業動作、運動器具、トレーニング方法に新たな価値を加えましょう。
第1講演
「動作解析データで差をつける」
研究開発センター 特任助教 久保田 圭祐 氏
本学では、国内有数の精度を誇る三次元動作解析装置を所有しています。この装置とワイヤレス筋電計を組み合わせることで、あらゆる動作における人体の運動(関節の角度や速度など)や関節や筋肉にかかる負荷を精密に評価できます。科学的に検証されたデータに基づいて、より効果的な健康器具の開発、より安全な作業、より疲労が少ない動作など、多様なアイディアを実現させましょう。 |
■利用が期待される用途
・運動器具、スポーツ、医療リハビリ、産業安全 |
第2講演
「呼吸解析に基づく呼吸トレーニング技術の創出」
理学療法学科 准教授 木戸 聡史 氏
本学に有する呼吸機能評価装置・呼気ガス分析装置・運動負荷装置を組み合わせ、呼吸・運動・生理反応を統合的に解析できるシステムを基盤に、新たな呼吸トレーニング法の開発を提案します。競技者のパフォーマンス向上、高齢者の体力維持・向上、高負荷作業時の疲労軽減を目的に、最適な呼吸を導くトレーニングプログラム、機器および評価手法を構築することを目指します。 |
■利用が期待される用途
・運動器具、スポーツ、医療リハビリ、産業安全 |
第3講演
「視線から紐解くヒトの行動分析」
理学療法学科 助教 中村 高仁 氏
作業中の見落としの要因や顧客の注視点など、視線計測はヒトの行動を紐解く糸口となります。屋内であれば環境を問わず使用可能な本学の無線・有線式視線解析装置により、行動の意図を可視化し、転倒予防や運転行動、製品開発、マーケティング、技能伝達、安全対策など、多様な課題解決に貢献します。 |
■利用が期待される用途
・運動器具、スポーツ、医療リハビリ、産業安全 |
■申込方法
受講を希望される方は、方法1または方法2のどちらかでお申し込みください。
受講申込後、講演を視聴できるURLを開催日までに配信します。
方法1:下記申込フォームに必要事項を入力のうえ、事務局にお申し込みください
方法2:下記募集チラシに必要事項を記載のうえ、事務局にお申し込みください
[大学シーズマッチング in 埼玉県立大学(PDF)]

送信先のメールアドレス sangaku@saitama-j.or.jp
お問い合わせ先
公益財団法人 埼玉県産業振興公社
新産業振興部 産学・知財支援グループ
〒338-0001 埼玉県さいたま市中央区上落合2-3-2 新都心ビジネス交流プラザ3階
TEL. 048-857-3901 FAX 048-857-3921