先端産業振興

「第2回 先端医療手術機器研究会【開催日:11月20日(水)】」を開催しました。

現在、先端医療の現場では、使用される医療機器や検査機器が日々進化し、新たな治療法や術式が生まれており、使用されている機器の動向や今後医療現場で求められる医療器具の課題を理解することがますます重要になっています。本研究会では、先端診療分野の医師を講師としてお招きし、実際の現場の様子や求められるものについて講演いただきました。

今回は、埼玉医科大学国際医療センターでがんの放射線治療をされている加藤眞吾氏より、最先端の放射線治療や周辺機器などでの参入可能性について、 消化器外科で腹腔鏡を用いた手術を行い、内視鏡がん手術の達人として知られている山口茂樹氏より、日本で1台の触覚センサー付き手術支援ロボットについて、da Vinchとの違いに触れながらお話いただきました。

医療機器開発を検討中の企業様、開発中の企業様などにご参加いただき、
普段目にする機会が少ない最先端の医療機器を使用した、最先端の医療がどのように行われているかについて、実際に医療に携わっていらっしゃる先生からご紹介いただくことができ、大変有意義な研究会となりました。

開催結果

■日時

令和元年11月20日(水) 13:30~16:00

■対象

医療機器メーカー、医療機器製造業、医療イノベーションネットワーク企業 等
(※「医療イノベーションネットワーク」…埼玉県内外の企業や大学・研究機関、医療機関などが参加する産学医のプラットフォーム  登録者数:411社・機関(H30.12末現在) 詳しくはこちら

■会場

埼玉医科大学かわごえクリニック    (埼玉県川越市脇田本町21-7)

■参加人数

44名

■主催

医療イノベーション埼玉ネットワーク

(公益財団法人 埼玉県産業振興公社)

■参加費

無料

■概要

講演1 埼玉医科大学 国際医療センター
・         放射線腫瘍科 教授 加藤 眞吾 氏
・・・・・・・「悪性腫瘍(がん)に対する放射線治療」
・・・・・・・・<ご専門領域>がんの放射線治療、子宮がんや前立腺がんへの小線源治療、重粒子線治療

講演2 埼玉医科大学 国際医療センター
・・・・・・消化器外科 下部消化管外科 教授 山口 茂樹 氏
・・・・・・・「腹腔鏡時代の大腸癌手術」

・・・・・・・<ご専門領域>大腸外科、腹腔鏡手術、下部消化管外科、内視鏡外科
          
・・・・                                      当    日    の    講    演    の    様    子                                  

お問い合わせ先

先端産業振興グループ

〒338-0001 埼玉県さいたま市中央区上落合2-3-2 新都心ビジネス交流プラザ3F

TEL. 048-711-6870 FAX. 048-857-3921

メール: sentan@saitama-j.or.jp