次世代自動車産業支援

「第4回CASE研究会WEBセミナー」を開催しました(開催日:2月26日(金))

次世代自動車支援センター埼玉では、自動車産業のメガトレンドであるCASEConnected、Autonomous、Shared & Services、Electric)やMaaS(Mobility as a Service)を、県内企業のビジネスチャンスに結びつけるため、昨年度から「CASE研究会」を発足して活動しています。

今年度4回目となるCASE 研究会は【自動運転】と【コネクティッド・シェアリング】をテーマに幅広く取り上げました。

【自動運転】に関しては、昨年11月にホンダが日本で初めてレベル3自動運転の型式認証を取得したことを踏まえ、【株式会社本田技術研究所】から「自動運転技術の最前線」についてご紹介いただきました。
【コネクティッド・シェアリング】に関しては、世界最古の経営コンサルタント会社である【アーサー・ディ・リトル・ジャパン株式会社】に、「CASEトレンドによる自動車産業への影響とコネクティッド・シェアリングの技術動向」について紹介していただきました。

参加者アンケートでは、「車両メーカーと調査会社のお話をバランスよく聞けた」「自動車業界の今後について知りたいことが聞けた」「事業戦略を練るうえで参考となる内容であった」といったお声を数多く頂戴し、大変好評のうちに終了しました。

※リーフレットはこちらをご覧ください。→第4回CASE研究会セミナーリーフレット

開催概要

■日時

令和3年2月26日(金)13:30~15:50

■会場

WEBセミナー

■テーマ

「自動運転とコネクティッド・シェアリング」 

■スケジュール

◆13:30~13:40 主催者挨拶、趣旨説明
◆13:40~14:40
【講演1】「自動運転技術の最前線 ― 交通事故ゼロ社会を目指して ―」
      株式会社本田技術研究所
         先進技術研究所 知能化領域 兼 AD/ADAS研究開発室
           エグゼクティブチーフエンジニア 杉本 洋一 氏 
     
<概要>Hondaは自動運転技術の進化によって『すべての人に交通事故ゼロと自由な移動の喜びを提供する』ことを目指している。本講演では、まず既に普及しつつある運転支援技術とその進化について解説し、次に自動運転の取り組みについて、開発中の高速道路自動運転システムを紹介する。さらに、将来の自動運転技術の方向性として、人・社会と共生できるクルマを目指した最新AI技術の活用について紹介する。
◆14:40~14:50 休憩
14:50~15:50
【講演2】「 コネクテッド・シェアリングの技術動向 」
      アーサー・ディ・リトル・ジャパン株式会社
                    プリンシパル 濱田 研一 氏
 
<概要>CASE(コネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化)による自動車業界の大変革は、さらにコロナ禍が加わることで技術基盤と産業構造の変化が加速している。本講演では、CASE、特にコネクテッドとシェアリングがもたらす変化と、足元の従来自動車部品へのニーズ進化などをお伝えする。

■参加者数

63名(50社)

■参加費

無料

■CASE研究会 会員について

CASE研究会会員(会費無料)に登録いただきますと、CASE・MaaSの最新動向をお届けする【無料メルマガ】や、今後のセミナー等の情報を優先的にご案内させていただきます。詳細は、CASE研究会ホームページをご覧ください。

 

(公財)埼玉県産業振興公社

新産業振興部 IoT・技術支援グループ

次世代自動車支援センター埼玉 CASE研究会

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