製造現場のIoT活用に不可欠な人材育成を支援します。
IoT・AIの基礎・技術的知識の習得から、簡単なIoT関連機器を使った実習など、階層別、目的別に分けた人材育成コースを用意しています。
1.IoT導入実践研修
前期の研修は、IoTセンサー、マイクロコンピューター(ラズベリーパイ)、パソコンを利用し、センサーからのデータ収集、可視化等の簡単なIoTシステムを構築し、IoT活用を体験するハンズオンタイプの研修です。また、後期はクラウドシステム(アマゾンAWS)を使って、クラウド上でのAIやIoTのプログラミングを勉強します。
生産現場のIoT化推進リーダーの技術力強化に適した研修です。
【令和2年度実績】
1.研修時期: (第1回) 令和2年12月10日、11日
(第2回) 令和3年3月4日、5日、16日、17日
申し込み受付は2月を予定
2.事業目的: 中小企業の現場で活用できるIoTデバイス、Raspberry Piを使用する
体験型の研修です。「現場の技術者をAI・IoTシステム構築のリーダーに
育てたい」とお考えの企業に活用頂ける短期型の講習です。
3.対象者 : 製造業の県内中小企業(県内に事業所があること)かつ基本的な
PCスキルを持つ現場技術者
4.募集数 : 第1回10名、第2回は20名(予定)
(注:「AI・IoTコンソーシアム会員」であることが条件です)
5.研修内容:【第1回】
・AI・IoT概要(AI・IoTの概要と動向、AI・IoT技術要素、
セキュリティー、AI・IoTのシステム開発等)
・IoT実習(RaspberryPiを組み立てて実際に動作させる
プログラミング実習)
・可視化(取得したデータをグラフ等に加工して可視化する方法)
・データ分析(データ分析に関する分析・評価手法)
【第2回】
AWSを活用したクラウド環境でのAI・IoTプログラミング実践。
(内容は後日HPで)
6.実施場所: 公社指定研修場所(さいたま市)(集合型)
第2回はオンラインによる講義となります。
【注】 この研修は集合型のためコロナ感染防止対策を考え、検温、消毒、ソーシャル
ディスタンスの確保などを実施致します。また、第2回は、web型の研修と
なります。
2.AI・IoT人材育成研修
このコースは、2つのコースで構成されています。
1)AI・IoT人材育成研修(技術者養成コース 18日間
2)AI・IoT人材育成研修(先端技術視察コース)3日間
■ AI・IoT人材育成研修(技術者養成コース)
【令和2年度実績】
1.研修時期: 令和2年8月27日から令和3年2月9日までの間の18日間
2.対象 : AI・IoT技術修得を目指す技術者
3.募集人数: 30名 (原則:各社1名、先着順)
(注:「AI・IoTコンソーシアム会員」であることが条件です)
4.受講資格: PCが扱える事。原則、プログラミング(言語問わず)経験があること。
(IoT・AI実習とも、プログラミングを行います)
5.募集対象: 製造業の県内中小企業(県内に事業所があること)
6.研修目的: 1)AIを含むIoT活用の知識を修得する。
2)IoT、AIシステム構築技術を修得する。
3)AI資格であるJDLA G検定合格を目指す。
7.実施内容 :
1)IoT :IoTの基礎、Python実習、IoT実習(5日間)
2)可視化分析:データ分析基礎、データ分析実習(4日間)
3)AI :AIの基礎、AI実習(6日間)
4)G検定対策:G検定(JDLA) 受験のための対策(2日間)
5)総括&理解度テスト: すべて終了後、総括と理解度テスト(1日間)
8.受講場所 : 公社北与野会議室及びwebオンライン研修
【注】 令和2年度は、コロナ感染防止対策のため、集合型の研修を、
オンラインによるWeb研修の形態で実施させて頂いております。
なお、ハンズオン実習等で、集合型が必要な内容に関しては、検温、消毒、
ソーシャルディスタンスの確保に加え、飛沫防止のパーテンションを利用した
研修環境を準備して集合型の対応をしています。
■ AI・IoT人材育成研修(先端技術視察コース)
【令和2年度実績】
1.研修時期: 12月9日から令和3年3月までの間の3日間
2.事業目的: 県内中小製造業を中心とする経営者・幹部・現場リーダー等が、
AI・IoT・5G等の先端技術に触れることで、自社のデジタル化に
向けた知見やノウハウを習得する。
3.対象 : AI・IoT活用に対する先端技術の知識修得を目指す経営者、技術者
4.募集人数: 30名 (原則:各社1名、先着順)
(注:「AI・IoTコンソーシアム会員」であることが条件です)
5.実施方式: 視察先と参加者をZoomミーティングでつなぐ
「オンライン型ライブ視察」
6.視察先 全3回
◆ 第1回:NTTdocomo様(東京都新宿区)・・12月9日実施
都内にある「ドコモ5Gオープンラボ Yotsuya」からライブ中継し、
今春リリースした第5世代移動通信システム「5G」について
解説するとともに、同施設の様々な実演シーンを視察する。
◆ 第2回:関口産業株式会社様(埼玉県東松山市)・・1月29日実施
IoT技術を活用した「稼働監視」「製品動態管理」「ワイヤレス
計測」等を導入し、スマートファクトリー化を推進。導入に至る
ノウハウの紹介や、工場の導入現場を視察する。
◆ 第3回(予定):北光金属株式会社(埼玉県志木市)令和3年3月10日
AIを活用した画像処理により、検品作業の自動化を推進中。AIに
関する解説と実際の現場を見ながら、AI活用の知識を習得する。
3.オーダーメイド型AI研修(地域限定)
【令和2年度実績】
1.研修時期: 令和2年8月26日からスタート。
前期(9月~11月)後期(12月~令和3年2月)で実施
2.事業目的: 県内中小製造業(地域限定)の中で、AIシステムの導入を検討中の
企業が、AIシステム導入前に(Proof of Concept)を経験することにより、
学習モデル構築、学習データ収集、検証等の作業を通して、
AI導入のノウハウを学ぶ実践的な研修です。
3.対象企業: 鶴ヶ島ジャンクション周辺の13市町に事業所があり、
事業所でPoC研修を実施できる中小企業製造業
(13市町名) 川越市、飯能市、東松山市、狭山市、入間市、坂戸市、日高市
鶴ヶ島市、毛呂山町、越生町、川島町、吉見町、鳩山町
4.募集企業: 4社 (前期2社、後期2社)
(注:「AI・IoTコンソーシアム会員」であることが条件です)
5.実施研修対象AIシステム内容:
◆製造品の画像データによる検品
◆工作機械の音データによる故障予兆検出
6.実施方式: 企業訪問による現地型研修(一部オンライン研修)
【注】 コロナ感染防止対策に十分配慮した研修スタイルで実施します。
4.ものづくりAI・IoT化支援事業(ラズパイ研修)
【令和2年度実績】
1.研修時期: (第1回) 令和2年7月28日(午前の部/午後の部)
(第2回) 令和2年11月5日(午前の部/午後の部)
なお、令和3年2月にオンライン型で追加研修実施予定(限定25社)
2.事業目的:「RaspberryPi 3 B+(通称“ラズパイ”)」の機材一式を会場でお渡し
します。
研修で基本的な使用方法を学んだ後、機材を持ち帰り、自社の実際の
生産現場で活用いただくことで、AI・IoT化のノウハウ・効果を体感して
いただきます。なお研修後、より高度な活用を希望する企業に対して、
SAITECによる伴走支援を行います。
3.対象企業: 製造業の県内中小企業(県内に事業所があること)
4.募集数 : 各回50社 (午前25社、午後25社)追加研修は25社
(注:「AI・IoTコンソーシアム会員」であることが条件です)
5.研修内容:「RaspberryPi 3 B+(通称“ラズパイ”)」の機材一式を研修会場で
お渡しし、それをベースに設定方法、使い方等のハンズオン型実習を
実施します。その後、自社にラズパイを持ち帰り頂き、それを
ベースに自社内のAI或いはIotを活用したシステムを構築し、試行に
よる自己研修を実施して頂きます。
6.実施場所: SAITEC会議室(集合型)
【注】 この研修は集合型のためコロナ感染防止対策を考え、検温、消毒、ソーシャル
ディスタンスの確保に加え、飛沫防止のパーテンションを利用した研修環境を
準備しています。
*:実施内容等は今後変更になる可能性もありますので、申込時には公社HPの
募集内容の確認をお願い致します。
募集開始のご案内について
IoT人材育成研修 その他IoTイベントの募集については、メールでもご案内しております。
ご希望の方はiot@saitama-j.or.jpまでご連絡ください。
(公財)埼玉県産業振興公社
新産業振興部 IoT・技術支援グループ
〒338-0001 埼玉県さいたま市 中央区上落合2-3-2 新都心ビジネス交流プラザ3階
TEL. 048-621-7051FAX. 048-857-3921
メール: iot@saitama-j.or.jp