アクセス埼玉 2024年1月号

特集

新春座談会「サーキュラーエコノミー実践企業の取り組み」

明けましておめでとうございます。埼玉県産業振興公社、サーキュラーエコノミー推進コーディネーターの福地です。本日、司会進行を務めさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
近年、廃棄物問題や気候変動問題等の環境制約に加え、世界的な資源需要と地政学的なリスクの高まりといった資源制約の観点から、資源の効率的・循環的な利用と付加価値の最大化を図る、サーキュラーエコノミー(循環経済)への移行が喫緊の課題となっています。そのため、経済産業省では、2020年に策定した「循環経済ビジョン2020」を踏まえ、資源循環経済政策の再構築等を通じた国内の資源循環システムの自律化・強靱化と国際市場獲得を目指し、総合的な政策パッケージである「成長志向型の資源自律経済戦略」を昨年策定しました。
従来のReduce(リデュース)減らす、Reuse(リユース)再利用、Recycle(リサイクル)再生利用の3Rという廃棄物が発生することを前提とした考えとは違い、サーキュラーエコノミーは設計、生産、消費のあらゆる段階で廃棄物を発生させずに、循環する資源と捉えるのが特徴となります。
そこで当公社では昨年6月に「サーキュラーエコノミー推進センター埼玉」を開所し、県内産業の成長と資源の循環利用の推進を図るため、サーキュラーエコノミーに取り組む県内企業を支援しているところです。
本座談会はサーキュラーエコノミーに先進的に取り組んでいる企業様をお招きし、他の企業等の参考となるよう各社の取り組み内容などについて、お話しいただくものです。

      • 企業紹介
      • サーキュラーエコノミーに取り組まれたきっかけ・内容
      • 取り組み効果、良かった点
      • 苦労したこと、予定通りにいかなかったこと
      • これから取り組む企業へのアドバイス、サーキュラーエコノミーを普及させるポイント
      • 今後の展開・取り組み、サーキュラーエコノミーがどうあるべきか