AI・IoT活用支援

平成30年度 第2回 IoT普及セミナーを開催しました【開催日:6月28日(木)】

公益財団法人埼玉県産業振興公社では、主に埼玉県内の中小製造業がIoTを活用する際に参考となる情報を提供するため、第2回IoT普及セミナーを開催しました。 第1部では、産業機器・ロボットでは日本の代表企業であるFANUC株式会社による工場でのIoT活用方法と、ロボット活用のメリットについて説明しました。 第2部では、昨年度IoT補助金に採択された県内中小企業によるIoTシステム導入成果について各社(5社)より発表して頂きました。参加者からは「当社でもIoT導入を近々検討します」、「このようなセミナーに来るのは初めてだったが、分かりやすく今後の業務改善に活かせると感じた」などのコメントをいただきました。

内容

(第1部)「工場のIoTは何ができる?どうすれば実現できる?」 ~FANUC MT-LINKi~

FANUC 中村さん
<講師>

ファナック株式会社 FA国内営業技術部中央課課長 中村真也 氏
<概要>

工作機械のIoT化を検討されている方へ、IoTで出来る事(稼働監視、トレーサビリティ、予防保全、故障予知等)、IoTの実現方法を詳しく説明しました。また、工作機械のIoT化を簡単に構築できるファナックのMT-LINKi、工場の自動化に役立つファナックの最新のロボットもご紹介しました
<プロフィール>

30年間CNC制御装置のソフトウェアの開発に従事。2017年からお客様の技術支援部門で、多くのIoTの相談、技術支援に従事。

(第2部) 「平成29年度IoT補助金で導入したIoTシステム成果発表」

<発表企業>
株式会社TⅯC、関口産業株式会社、株式会社大王製作所、
株式会社ジェイ・オー・シー羽生、 有限会社大宗製作所
<概要>
昨年度の埼玉県IoT補助金を活用して導入したIoTシステムについて、導入した理由や効果などを昨年度採択企業5社より発表しました。
<テーマ>

・「IoTを活用した進捗管理と生産性の可視化による高効率生産体制の確立」(株式会社TⅯC)
・「RFIDを利用したトレーサビリティ管理による在庫削減と生産性の向上」(関口産業株式会社)
・「計量機と基幹システムを相互に結び入出庫・棚卸作業時間9割削減」(株式会社大王製作所)
・「IoTシステム導入成果発表」(株式会社ジェイ・オー・シー羽生)
・「RFIDを用いた生産管理システムによる在庫・出荷エリアのIoT化」(有限会社大宗製作所)

<株式会社TⅯC>               <関口産業株式会社> <株式会社大王製作所>             <株式会社ジェイ・オー・シー羽生> <有限会社大宗製作所>             <会場の様子>

開催日時

日時

2018年6月28日(木)13:30-16:40

会場

新都心ビジネス交流プラザ 4階 会議室A (さいたま市中央区)

対象

埼玉県内の中小企業経営者など

参加者

63名(51社)

参加費

無料

主催等

主催:公益財団法人埼玉県産業振興公社
パンフレットはこちら

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問合せ先

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