次世代自動車産業支援

令和2年度 第1回 モータ・パワエレ・水素エネルギー研究会を開催しました (9月9日)

 

次世代自動車支援センター埼玉では、県内の自動車産業に関わる企業の技術開発力強化を支援するため「モータ・パワエレ・水素エネルギー研究会」活動を行っています。
今年度1回目の研究会はZoom社のウェビナーを使用したWEBセミナーで開催しました。研究会終了後のアンケート調査では「電動化という広いジャンルの中で電磁ノイズにテーマを絞り込んで掘り下げた解説がとても役だった。」「バーチャルエンジニアリングについては最近の動向がわかり非常に勉強になった。」などの声が寄せられました。

■ 日時:2020年9月9日(水)13:30~15:30
■ 場所:WEBセミナー

【講演1】

「電動化環境における高周波回路技術」–通信やセンシングに求められるハーネスの技術–

神奈川工科大学
自動車システム開発工学科           
電動システム研究室 
教授  クライソン トロンナムチャイ 氏
<概要>
自動車の電動化が拡大する状況で、高電圧回路と、通信や自動運転のための高周波回路の共存が大きな課題となっています。そのため、設計段階でシステムとして成立する回路やハーネス仕様の決定が強く求められています。特に走行用モータ・インバータシステムから発する大きな電磁ノイズがレーダや車内ネットワークに影響を与えないための効果的なシールド技術について講演を行いました。
<プロフィール>
 タイ・バンコク出身。日産自動車(株)に33年間勤め、2018年8月に定年退職。2018年9月に神奈川工科大学の教授に就任。これまでパワエレやセンサなどの自動車用半導体デバイス、回路、制御全般、モータ・インバータ、EMC、イメージセンサ、人工網膜、画像処理、AIなどの研究開発を経験。著書に「ワイヤレス給電技術入門」(日刊工業新聞社、2017年)、「トコトンやさしい自動運転の本」(日刊工業新聞社、2018年)。現在に至る。

【講演2】

「世界のバーチャルエンジニアリング実態と日本の課題」-IT/Digital技術「駆使」の開発とものづくり- ポストコロナのリモートワーク化を見据えて

東京電機大学 非常勤講師  内田  孝尚 氏
<概要>
世界的に進む設計と物づくりの融合が今後の開発、製造を大きく変えます。そのキーとなるテクノロジーがバーチャルエンジニアリングですが、多様な企業が参入できることを前提とした世界のスタンダードに対して、いま日本は遅れをとっています。特に部品のモジュール化により達成基準が明確になれば、リモートワーク化が容易になります。実物の代わりにバーチャルモデルが商品として扱うビジネスモデルとしてのバーチャルエンジニアリングの世界の実状と今後対処すべき日本企業の課題について講演を行いました。
<プロフィール>  
1979年(株)本田技術研究所入社。2018年同社退社。現在、雑誌・書籍などマスメディアや、日本機械学会等のセミナーを通じて設計・開発・ものづくりに関する評論活動に従事。MSTC主催のものづくり技術戦略Map検討委員会委員(2010年)、ものづくり日本の国際競争力強化戦略検討委員会委員(2011年)、機械学会“ひらめきを具現化するSystems Design”研究会設立(2014年) 及び幹事を歴任。博士(工学)、日本機械学会フェロー。

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