【次世代住宅産業プロジェクト】新規プロジェクトの説明会を開催しました(開催日:5月11日)

 5月11日(木曜日)、新都心ビジネス交流プラザにおいて『「埼玉県次世代住宅産業プロジェクト」説明会』を開催しました。
 埼玉県産業振興公社では、埼玉県が推進する先端的な研究成果と中小企業の優れた技術を融合させて新たな成長産業を創り出す「先端産業創造プロジェクト」の一環として、平成26年度から「次世代住宅産業プロジェクト」を実施しています。平成26年度から平成28年度までは「地中熱ヒートポンプシステム」、「高断熱ガラスフィルム」、「木質系断熱材」、「住宅の一次エネルギー削減評価プログラムを開発するエネルギー・マネジメント・ソリューション(EMS)」の4つの研究開発テーマで住宅におけるエネルギー消費量の削減に向けた技術開発に取り組んできました。平成29年度からは、新たな開発テーマのもとに、エネルギー消費量のさらなる削減と創エネに向けた技術開発に取り組むこととなり、今回その説明会を開催しました。
 基調講演には、東京理科大学理工学部教授の井上隆先生、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構シニアフェローの川口淳一郎先生にご登壇いただきました。井上先生には「住宅のエネルギー消費の実態について」として、住宅おけるエネルギー消費量の実態調査をもとに、住宅における省エネを進めるポイントについてわかりやすくお話をいただきました。川口先生には「“はやぶさ”の技術の住宅省エネルギーへの展開について」として、奇跡的帰還で話題となった人工衛星「はやぶさ」に採用された省エネ技術の応用について、事例動画なども交えてお話をいただきました。埼玉県産業振興公社の先端産業コーディネータからは、今後予定している4つの技術開発「自然エネルギー運用技術と連動する省エネ装置の開発」「高効率マルチ出力電源装置の開発」「太陽光・熱ハイブリッド型パネルの開発」「高効率低価格床暖房システムの開発」について説明がありました。また、経済産業省、埼玉県からは先端産業振興に向けた補助金などの支援施策ついての情報提供も行われました。 
 当日は122名の皆様にご参加をいただきました。住宅建設に携わるメーカーや設計事務所、エアコンや給湯器といった住宅設備に関係する企業の方など、さまざまな分野の企業の皆様お越しいただき、熱心にメモを採る方もおられました。
 埼玉県産業振興公社では、これら4つの新規テーマによる技術開発について平成29年度と平成30年度の2ヵ年を開発期間として、多くの企業・大学・研究機関と連携して、製品化へ向けて取り組んでいくこととしています。また、今後各開発テーマごとに技術開発の進捗状況などの説明を行う機会を設け、開発技術の普及を図っていくことも予定しております。どうぞよろしくお願いいたします。

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