平成30年度 第3回 モータ・パワエレ・水素エネルギー研究会を開催しました【開催日:11月16日】

日時:2018年11月16日(金)13:30~17:00
場所:新都心ビジネス交流プラザ4階 会議室A  
後援:独立行政法人中小企業基盤整備機構 関東本部

次世代自動車支援センター埼玉では、県内の自動車産業に関わる企業の技術開発力強化を支援するため「モータ・パワエレ・水素エネルギー研究会」を開催しております。
近年、EVやハイブリッドなどさまざまな方式の自動車が実用化されていますが、今回の技術セミナーでは、「FCVに関連する水素エネルギー供給の現状と今後の取組み」をテーマに3名の講師を迎え、「FCV・水素供給インフラの現状と取組み」と「水素貯蔵の重要性と水素貯蔵材料の新たな取組み」について講演していただきました。
一般社団法人水素供給利用技術協会の山梨文徳技術専門委員は、FCVの電動車両としての位置付けや可能性、同技術協会の池田哲史理事は、FCVへの水素充填設備として水素ステーションや圧縮機、蓄圧器、ディスペンサー、バルブ類等の構成機器などについて説明されました。 国立研究開発法人理化学研究所の水素エネルギーストレージ技術研究チームの内山直樹チームリーダーには、FCVの普及に向けて大きな役割を占める水素貯蔵に関する問題を解決するための水素貯蔵材料に対する新たな取組みを紹介していただきました。
第一部の技術セミナーには、37名(28社)が参加。アンケートでは、特に参考になった情報として「水素エネルギーの活用先の広がり」「水素吸蔵合金の進展について」等が挙げられました。

<パンフレット>

第一部 <技術セミナー>

講演1

「FCV・水素供給インフラの現状と取組み」
・「FCVの現状・自動車会社の取組み」

一般社団法人水素供給利用技術協会                           
技術専門委員  山梨 文徳 氏
(日産自動車(株) EVシステム研究所)

【プロフィール】1987年日産自動車株式会社入社。2011年水素供給・利用技術研究組合(現:水素供給利用技術協会)、2017年日産自動車株式会社に復職。

・「水素供給インフラの取組みと現状」

                 
一般社団法人水素供給利用技術協会                 
理事 事務局長 池田 哲史 氏

【プロフィール】1980年日本石油株式会社入社(現JXTGエ ネルギー株式会社)、2011年水素供給・利用技術研究組合(現:水素供給利用技術協会)、2016年一般社団法人水素供給利用技術協会 理事事務局長。

講演2

「水素貯蔵の重要性と水素貯蔵材料の新たな取組み」

国立研究開発法人 理化学研究所 科技ハブ産連本部 バトンゾーンプログラム 水素エネルギーストレージ技術研究チーム チームリーダー (株)アツミテック 環境技術センター センター長 執行役員 内山 直樹 氏

【プロフィール】1982年本田技研工業株式会社入社。1982年株式会社本田技術研究所 駆動系研究開発部門、2001年株式会社アツミテック 環境・エネルギー関係研究開発部門、2015年国立研究開発法人 理化学研究所 兼任 2015年4月~2018年3月水素フィルター研究チーム、2018年4月~水素エネルギーストレージ技術研究チーム。

第1部の様子


座長                      会場の様子
(次世代自動車支援センター埼玉
技術開発コーディネータ )
大和 明博

第二部 <技術討論会>


講師の3人にも加わっていただき専門的な内容にも踏み込んだ大変有意義な討論会となりました。特にFCVの利用者にとってのメリットや水素製造システム、水素ステーション運用の仕組み等、参加企業にとって有用な情報交換が出来ました。