平成30年度 第2回 モータ・パワエレ・水素エネルギー研究会を開催しました【開催日:9月4日(火)】

次世代自動車支援センター埼玉では、県内の自動車産業に関わる企業の技術開発力強化を支援するため「モータ・パワエレ・水素エネルギー研究会」を開催しています。
今回の技術セミナーでは講師として日産自動車(株)の木賀新一氏と(株)本田技術研究所の石倉誉士氏が登壇しました。木賀氏は「VC-TURBO 可変圧縮比機構とそのモータ制御の紹介」と題し、高パワーと低燃費を同時に実現する可変圧縮比エンジンに採用されている主要技術などを解説。
石倉氏は「プラグインハイブリット車用電動パワープラントの開発」と題して、『CLARITY PHEV』の主要パワープラントコンポーネントやバッテリー冷却システムについて紹介しました。
第1部の技術セミナーには、39名(29社)が参加。アンケートでは、「VC-TURBOエンジンの仕組みがよくわかった」「温度管理に対する理解が深まった」等の感想が寄せられました。

<テーマ>「モーターとコントローラ技術/機電一体化技術について」

日時:2018年9月4日(火)13:30~16:30
場所:新都心ビジネス交流プラザ4階 会議室A

<研究会パンフレット>

第一部 <技術セミナー>

講演1

「VC-TURBO 可変圧縮比機構とそのモータ制御の紹介」


日産自動車(株)
パワートレイン・EV技術開発本部
パワートレイン・EVプロジェクト部
エンジンプロジェクトグループ
アライアンスPED
木賀 新一 氏

【プロフィール】日産自動車入社後、エンジン本体部品の設計・実験を担当。途中、エンジン部品調達(バイヤー)を経て、2001年からVVEL(無段階バルブ可変リフト機構)の開発に従事。2010年から車両総原価のとりまとめ、2014年より可変圧縮比エンジンのチーフエンジニアとして製品化を担当。2018年より現職。

講演2

「プラグインハイブリット車用電動パワープラントの開発」


(株)本田技術研究所
四輪R&Dセンター
第5技術開発室
第2ブロック
研究員 石倉 誉士 氏

【プロフィール】1988年本田技研工業入社。各種バッテリーの性能解析、制御を中心として研究に従事。その後、バッテリーシステムを中心としてHEV、PHEV、BEVの電動パワープラントを開発。近年クラリティーPHEVの電動パワープラントの開発プロジェクトを推進。

モータ・パワエレ・水素エネルギー研究会の説明と会場の様子

第二部 <技術討論会>


講師の2人にも加わっていただき専門的な内容にも踏み込んだ大変有意義な討論会となりました。特に新規開発への試作部品段階からの参加についての期待、電動化に伴う熱のマネージメントの重要性や電動化部品の生産供給体制等、参加企業にとって有用な情報交換が出来ました。